青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

2006-05-20から1日間の記事一覧

東洋経済新報社から5月に出版されたばかりの「電子材料王国ニッポンの逆襲」の中で、半導体産業新聞編集長の泉谷渉氏は、半導体・電子部品・ディスプレー・太陽電池などのエネルギーデバイス、を総称するデジタル素材に関し、2015年の市場規模を30兆円と見積もった上で、この市場で圧倒的な世界シェアを持つ、且つご自身が取材された企業から60社以上ものデジタル素材の企業群を紹介しておられます。

半導体業界歴30年の泉谷渉氏は「いまやマテリアルの時代が到来してきているとの確信を胸に、日本列島を駆け回り、その立てた仮説がやはり正しかった」と著書*1の中で述べておられますが、生産財営業歴30年の筆者もまったくの同感です。以下 「電子材料王…

日本国の産業別の世界シェアは、耐久消費財<中間財<マテリアル系生産財と川上に近づくほど高くなっていきます。営業プロセスの主要部分である顧客関連のプロセスを理解する上でも、また海外展開を考える上でも、このことは大きな意味を持ちます。

携帯電話機に代表される情報通信機器の事例で、日系企業の世界シェアは3割弱ですが、中間生産財(中間財)の部品やデバイスとなると6−7割、マテリアル系生産財の素材ではもっと高くなると推察できます。2006-05-06で触れた四日市のプレス金型の製造企業で…