青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

2006-05-27から1日間の記事一覧

シリコンウエハーは、川上から流れを追うと、原料から多結晶シリコンのインゴットが製造され、この多結晶インゴットから単結晶シリコンのインゴットが製造されます。単結晶のインゴットをスライスしたウエハーにエピ加工などのマテリアル系のノウハウを駆使した調整加工を加えて半導体デバイスメーカーに供給されます。これに太陽電池による太陽光発電向けの需要が加わったのですが、ソーラー発電向けは、多結晶シリコンも単結晶シリコンも両方が使われています。

シリコンに関し、経営者やビジネスパーソン向けには以下の懇切丁寧ブログがお薦めです。 http://blogs.yahoo.co.jp/camonohasi555/33244681.html 東邦チタニウム『応援ブログ』」 シリコンものづくりの担い手は、川下から遡ると、単結晶製品で信越化学(信越…

2007年のイメージで、中間財で約30兆円前後の半導体デバイスを製造するために、マテリアル系生産財で約3兆円規模の工業材料が調達され、そのうちの約4割弱−1兆円前後がシリコンウエハーです。日本のお家芸産業に加わったシリコンウエハーですが、今現在の日系ウエハーメーカの世界シェアは6割ぐらいとのことです。21世紀に入ってからは太陽電池の光電変換セル向けの需要も鰻登りです。かなりの長期に亘って持続しそうな勢いです。

20年前の1985年頃に筆者もシリコンウエハー業界の方々と係わりを持てた経験がありますが、当時はまだワッカーやモンサントといった海外の強豪もいて「利益なき繁忙」を続けておられる印象でした。世界シェアもまだ3割ぐらいだったような記憶が残って…