青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

2006-06-04から1日間の記事一覧

食品安全性に関し、HACCP(ハセップ)は、欧米が得意な事前合理の「こうすればこうなる」との思想に基づく予防のマネジメントシステムとしてはすばらしく価値が高いものです。しかし現実はHACCP認定工場で不具合が発生しているようなのです。細菌汚染食品が発生してしまった場合の流出防止と再発防止といった事後合理性のプロセスも必要です。

筆者はHACCP(ハセップ)については素人なので見当違いもあろうかとは思いますが・・。 HACCPで作り込むだけでは、トヨタ生産方式の開祖である故大野耐一氏の「データは大事、それ以上に事実が大事」の最初の方の「データは大事」までも辿りついていないような…

食品安全性に関し、今の食品衛生法は、地産地消の時代に制定されたままのようです。食の消費者としてもできるだけ地産地消に努めるのが身土不二に適うと思いますが、工業食品の原料はグローバル化していますから、グローバル化対応した食品安全基準が必要となります。電機や自動車の業界と同様の工業製品である食品についても、出荷前検査と社外流出防止の徹底と精度向上を期待したいところです。

身土不二を信条としても、現実の日常生活では選択の余地がない場合が殆どです。工業化された食品の原料の産地まではなかなか把握できません。たとえばコンビニに並ぶカット野菜や弁当を考えると、検査結果を確認するのに24時間を必要とする国が定める寒天…