青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財の青草新吾1はリタイア。シニアの青草新吾2は複業で貢献を目指す。

2006-07-15から1日間の記事一覧

鉄鋼製品の生産財流通における商社の扱い規模に関し、総合商社が前述の鉄鋼主要7商社と流通を二分していることが、業界紙報道から推察できます。

鉄鋼原料や非鉄金属などを含めての金属部門に関し、総合商社5社の売上高合計は9兆9千億円です。金属部門の売上高から鉄鋼原料や非鉄金属を差し引いた鉄鋼製品の売上高でも、総合商社5社が、前述の鉄鋼7商社に比肩する規模を扱っているものと推定できます。総…

鉄鋼主力7商社に関し、業界紙報道で鉄鋼主力7商社の連結売上高は6兆7千億円、インターネット上の検索で抽出した従業員数合計は15千名です。

鉄鋼主力7商社の連結売上高で06年3月期、日刊産業新聞5月24日付からの抜粋で以下。 鉄鋼主力7商社の連結売上高合計は6兆7千9百億円。内訳は、JFE商事HD(2兆4百億円)、住金物産(1兆1千4百億円)、阪和興業(1兆9百億円)、日鐵商事…

鉄鋼製品の生産財流通に関し、東海地区では、スーパーリージョナルな豊田通商(東証と名証で上場)や岡谷鋼機(名証で上場)、カノークス(名証で上場)等のグローカルな色彩が濃い地場商社のプレゼンスが高いのが特徴的です。

全国平均ではグローバルな三菱商事と双日の合弁であるメタルワンや伊藤忠丸紅鉄鋼・・等の総合商社と、JFE商事HD、日鐵商事、住金物産、神鋼商事、・・等のメーカー商社が二大勢力ですが、東海地区は、前述のグローカルな地場商社の勢力が強いようです。