青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財の青草新吾1はリタイア。シニアの青草新吾2は複業で貢献を目指す。

2006-07-23から1日間の記事一覧

米国とは得意が異なる日本では、製造業からサービス産業への産業連関と派生需要が大きいのが特徴といえます。米国型とは異なるマクロ経済モデルである「製造業のサービス化」が主導するGDPのサービス化が進化しつつあるのかもしれません。

日本国GDPの内訳は、平成15年度の統計で、製造業20.8%、商業13.3%、サービス業25.6%、建設不動産20.7%、その他19.6%です。 40で前述しました通り、商業とサービス業には、製造業から派生した事業もかなり含まれています。前述の米国インテル社のMPUのパッケ…

GDPで製造業とサービス産業に関し、米国型の産業構造のサービス化は、国際競争力が高いサービス産業からの産業連関と派生需要が大きいのが特徴といえます。日米のお互いの得意を理解することが「相互補完の日米関係」を構築していく上で大切です。

グローバリズムと称して米国流コピー主義の一部アナリストや、欧米文明を至上とする進歩主義者が喧伝するように、米国の得意をそのまま日本が真似する必要もありません。 前述のように、米国のサービス産業は、グローバル金融産業だけでGDPの20%、情報産業と…

2006-7-23 米国が強い産業でシステム製品

米国はGDP統計でみても、グローバル金融産業、映像娯楽産業、情報産業などのサービス産業のウエイトが高くなっています。サービス産業が基幹産業といえ、サービス産業からの産業連関と派生重要が大であるという点で日米の得意の違いが窺えます。 戦略構想力…

マクロ統計データは、生産財マーケティングや顧客関連プロセスの思考ツールとして活用できます。