青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

2007-01-27から1日間の記事一覧

レアメタルの供給逼迫は、世界人口の4割を占める中国とBRICsが、資源輸出国から自国内消費に転じ始めたことが主な要因です。

日本は73で前述の通り世界人口の3%で世界GDPの1割をアウトプットしていますが、レアメタルについては15で前述の通りレアメタル世界消費の3割を占めています。特に本稿で着目する高付加価値な高級素材や高機能部材のマテリアル系生産財の製造では様々なレアメ…

非鉄製錬メーカーの鉱山開発に関し、日鉱金属と三井金属の両社が合同で設立したパンパシフィック・カッパー社(PPC)が海外銅鉱山では日本企業初の快挙となる権益100%をチリのレガリート銅鉱床で取得しました。

上述のレガリート銅鉱床に関しては「開発が順調に進めば2011年に日本企業初の権益100%の海外銅鉱山が誕生する。PPCが費やす初期投資は約6億ドル(720億円)。」と発表されています。 権益100%の自山鉱を獲得する重要性が高まっています。資源メジャーによる鉱…

金属資源の鉱石供給に関し、アングロアメリカン社、リオティント社、BHPビリトン社等の海外資源メジャーの寡占化が急速に進行し、レアメタルの輸出大国だった中国の輸出余力が減少するなど、鉱石や製錬中間原料の供給構造が急変しています。

供給構造の変化を示す事例で銅鉱石の場合、海外資源メジャーで上位7社の生産シェアは1990年代の3割が、現在は5割に拡大しています。上述通り、米フリーポート社がフェルプスドッジ社を買収し、ニッケルでは、鉄鉱石の最大手で伯のリオドセ(CVRD)がインコ社を…

非鉄金属の価格高騰は、供給側で鉱物資源の品位低下と枯渇、需要側で主に中国の需要急増という需給構造の変化が背景にあります。日本は省資源と金属リサイクルの技術競争力が高いもったいない先進国なので、長期的には日本国への追い風になりそうです。

今週2007年1月23日にニッケル価格が史上最高値をつけました。ロンドン金属取引所(LME)の現物相場でトン40千米ドルの大台突き抜けとなりました。電気銅の国内建値は2006年5月に史上最高値のトン1百万円を付け、今は750千円に下落しましたが、2002年の230千円…