青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

2007-02-25から1日間の記事一覧

化合物半導体ウエハーの供給では、総合1位が住友電工、2位が日立電線、3位が三菱化学、と日本勢が上位を独占しています。

Electronic Journalのレポートによると、2005年度の化合物半導体のエピタキシャルを含めての世界需要は約770億円で、世界シェアは、1位の住友電工が19.9%、2位の日立電線が15.8%、3位の三菱化学12.3%、4位のFreiberger11.7%、5位の昭和電工8.4%、以下、米Kop…

中村修二氏が端緒を切った青色LED以降に動きだした窒化系半導体では、従来のサファイア基板に加えて住友電工がGaN(窒化ガリウム)ウエハーで、DOWAがAlN(窒化アルミ)ウエハーで事業拡大の動きを強めています。

住友電工が独走する上述のGaN(窒化ガリウム)ウエハーに関しては「古河電工が次世代DVDで使われる青色レーザーダイオードで私用される窒化ガリウム基板ウエハーの量産を2007年から月産800千枚の能力で開始、量産後は需要に応じて設備を増設する。」と日経新聞…

化合物半導体ウエハーで世界トップの住友電工(GaAs40%、InP50%、GaN100%)の基本戦略は、業界を俯瞰する上で参考になります。

半導体事業部長の横川正道氏は半導体産業新聞2006年12月13日付で「2006年度中間期は売上高106億円で過去最高を更新した。結晶工程を海外で行う考えはなく、すべて日本で行っている。エピまでがウエハーメーカーの仕事と考えており、新たな事業展開を検討して…

化合物半導体ウエハーで日本企業は世界シェアの過半を獲得できており、日本企業の競争力が高いという点で19と20で前述のシリコンウエハーと同様です。

化合物半導体ウエハーの需要規模はシリコンウエハーの6-7%で、素材別需要では6割がGaAs(ガリウム砒素)、2割がGaP(ガリウム燐)で、残るその他大勢の2割にはInPや次世代の窒化系などが含まれます。 単結晶の供給企業が顧客関連のプロセスを形成しているのは、…

日本企業が圧倒的な強みを発揮しているハイテク素材の一つが化合物半導体です。3G携帯電話の高周波デバイスや半導体レーザーやLEDのような発光デバイスで需要増加に加速がつき始めています。

マテリアル系生産財を象徴する化合物半導体ウエハーは、非鉄製錬や電線製造の周辺で志を持った方々が数十年の雌伏の時期を支えてきた事業ですが、高周波デバイスと発光デバイスへの需要の高まりで事業拡大へとドライブがかかり始めました。17で前述の「100年…