青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財の青草新吾1はリタイア。シニアの青草新吾2は複業で貢献を目指す。

2007-09-01から1日間の記事一覧

96-3/3 リチウムイオン電池で車載用大型

リチウムイオン電池の車載用大型電池では自動車メーカーも加わった製造合弁の展開も進みます。 1997年のプリウスの市場投入とEVに関し100で前述しましたが、トヨタは量産開始に向けて1996年12月に松下電池との合弁でパナソニックEVエナジー(PEV)を設立しEV用…

96-2/3 リチウムイオン電池の事故と回収

顧客要求事項への対応と品質保証のバランスに関し、リチウムイオン電池で起きた昨年来の事故と回収は派生需要の生産財営業の難しさが凝縮されています。 ソニーのリチウムイオン電池の回収に関し、東京工業大学大学院の准教授/山田淳夫氏はElctronic Journal…

96-1/3 蓄電デバイスのリチウムイオン電池

リチウムイオン電池はエネルギー密度が高いだけに安全コストが嵩む電池ですが、利点が大きいので需要が増え続けています。 筆者/青草新吾は1996年3月に当時のソニー電池研究所の所長/西美緒氏の講演をマイアミの国際会議で拝聴したことがありますが「安全性…