青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財の青草新吾1はリタイア。シニアの青草新吾2は複業で貢献を目指す。

2017-01-21 204. トランプ時代のデフレ脱却と自動車ロボット産業

本日のトランプ大統領就任に象徴される大転換の一つは、アジア太平洋の時代の幕開けともいえます。生産財がおりなす最終製品で、ロボット分野は「米国を含むアジア太平洋が世界需要の過半を占める」ことになりそうです。またロボットメーカーの乱立が予想さ…

2016-12-30 203.米国トランプ大統領登場のリスクと機会

1920年以降の国際政治の二大潮流(共産主義とリベラル国際主義)のスパイラル変化で、ロシア革命(1905-17)以降の共産主義はソ連崩壊(1991.12)で過去のものとなり、共和党のフーヴァー大統領を破った民主党のFローズヴェルト大統領(1933-)以降に猛威をふるって…

2016-10-01 202 自動車産業の1百年に一度の大変化

日本の自動車産業が大きく飛躍してくれたお蔭で、日本経済の20年間にも及ぶ経済停滞も緩和されました。1百年に一度ともいわれる自動車産業の変化とこれからの日本経済を俯瞰してみます。 筆者/青草新吾は、トヨタのプリウスが販売開始された1997年に大阪イン…

2016-07-31 201.英国のEU離脱と米国の大統領選 で「これからの日本」

「英国にとってEUは功罪相半ば」「米国の本流はハートランド(中西部)」といったところが日本の報道では欠けているようです。メディアの報道はどうしても偏りがちですから自分のネットワークでも情報を集めて、世界とニッポンがどう動いていくのか、自分に何…

2015-12-31 200. 世界が大変化した2015年の回顧

“増税しなくてもやっていけるニッポン”。そのためには“将来世代に目配りした政策”に転換し、敗戦利得者を中心とした戦後の既得権益も規制改革で競争を促し、“一人当たりGDP(稼ぎ)”を高め、“道州制で適正規模の統治構造”とし、“スイス連邦や北欧のようなクオ…

2015-08-23 199. 経済再生と政治維新

中国のバブル崩壊はかなり深刻です。日本は何よりも経済力(稼ぐ力)の再建を急ぐべしです。大増税しなくてもやっていける社会を次世代に引き継ぐためにも、子育て家庭への支援や貧困層への支援を厚くしていくためにも、乱暴で無法な中国共産党・紅軍への抑止…

2015-07-11 198.中韓と日本&ギリシャ 

中韓の「対日歴史問題プロパガンダ」が「政治利用を禁止しているユネスコの世界記憶遺産」の場にまで拡散しています。悪意に満ちた誹謗中傷を国際社会にまき散らす相手には、事実を突きつけて毅然と反論していくしかありません。公務員天国ギリシャの破綻で…

2015-05-16 197- 2/2. 産業の稼ぐ力と国家外交力

安倍政権で経済が上向き、雇用も改善し、外交も改善が進んでいます。減点項目もありますが差引プラスです。敗戦利得者を中心とした農業・労働・医療など岩盤規制を改革し、道州制で地方分権を進め、地方政治を自民党から共産党までのオール与党・お手盛・既…

2015-04-10 197-1/2 結婚子育てを支援する政治へ

日本の国力と企業力を高めていくこと、そのためにも都市圏・基礎的自治体の資金を食い物にする既得権益をそぎ落として結婚と子育て教育への支援強化が望まれます。個人も家族も、所属する企業と国家の競争力で豊かにもなり、貧しくもなります。 「地方議会の…

2015-03-29 196-2/2 稼ぐ力を高めてより良い日本を

日本国の企業力と稼ぐ力を高めて日本を良くしていきましょう。「良い企業組織」が生産性を高めて富をもたらします。2000年以降は自動車産業が下支えしてくれました。これからは農業や水産業、林業が賑わい、道州制などの地方分権での中核都市のコンパクトシ…

2015-01-03 196-1/2 元気な地方企業とニッポン復活

元気な地方企業が増えれば日本はもっと元気になります。感染予防すべき相手は、実体経済に疎い財務官僚と御用エコノミスト、自民党増税利権派、官公労の出先機関の民主党などの「増税バカの壁」、歴史を歪める「史料実証主義ではないイデオロギー歴史学者」…

2014-11-22 195-2/2 ニッポン経済と解散総選挙

今回のアベノミクス解散総選挙(2014.12.14)は、財務省を頂点にした明治以降の官僚中央集権政治の終わりの始まり、スイスやフィンランド、あるいは江戸時代の日本の諸藩のように道州レベルの「広域地方政府が政策と成果を競う地方分権」へのトレンドの変化点…

2014-09-28 195-1/2 未来のために 朝日新聞 報道犯罪の是正を

朝日新聞の慰安婦「問題捏造」虚報で国連クマラスワミ報告では「日本政府は性奴隷強制連行の責任者を逮捕し処罰すべき」とまで冤罪を奨励していますから、朝日新聞の所業はもはや報道犯罪の域に達しています。自動車会社のリコール制度に倣い、朝日新聞は「…

2014-08-23 194-2/2 国政品質とメディア品質

「朝日新聞に代表される虚報タブロイド系メディア」と自民党宏池会の河野洋平氏や民主党の海江田代表など「国益意識が希薄な国会議員」が跋扈する国会など、これら組織の品質改善が望まれます。 ビジネスマンも外国で生活する邦人も出身国の外交力の影響を受…

2014-07-20 194-1/2 ニッポンができる世界への貢献

*日本らしい繁栄の在り方は「無数のクオリティ企業」から「生み出される富」が「勤労者と企業と政府に適正分配」され、ならず者国家の隣国政府も手出しができないくらいの「抑止力を持った平和国家」の下で、実現していく「省エネ省資源の元気な長寿社会」だ…

193-2/2 ニッポン復活でアベノミクス現状採点 

ニッポン復活に関し、安倍政権が「増税を中断」して第三の矢(構造改革)と第4の矢で「歴史問題決着と財政再建(小さな政府)の軌道作り」に踏み出してくれれば、ニッポン復活がより確実になると思います。日本国民を「悪夢だった民主党左翼政権の破滅軌道」か…

193-1/2 日本国の成長戦略と歴史問題の決着に向けて

歴史問題の決着なくして「日本の明るい未来」など夢物語ですが、次世代への理不尽なつけ回しは安倍政権で打ち止めの目処をつけて欲しいものです。自民党政権と外務省が「謝罪外交で歴史問題から逃げ続けてきた」ことで問題が複雑化しました。 事実に基づくア…

2014-01-28 192-2/2 2014展望と朝鮮半島の懸念

2014年は世界経済は米国と日本の復活がより鮮明となる一方で、政治面ではアジアの火薬庫の朝鮮半島が有事の混乱に向かう可能性が高まっているようです。 世界の様相はここにきてまた大きく変わりだしています。2014以降の展望としては、一に、経済的には、何…

2013-12-31 192-1/2 2013年の回顧で歴史問題

国際政治では「事実に基づく判断」が重要です。中韓政権のような「嘘も1百回言えば本当になる」がまかり通ると、ビジネスの世界にも悪影響が及ぶようになります。慰安婦強制連行などの捏造プロパガンダなどには「事実と違う!」と事実を発信していかねばなり…

2013-09-16 191 中韓企業と日系企業

アベノミクスでニッポンが復活してくれればと期待しています。産業集積の強みを維持していく上ではニッポン電機にも復活を期待します。財政赤字削減に繋がらない「増税目的だけの単なる消費税増税」がデフレ脱却の邪魔をしないことを祈っています。 「デフレ…

2013-08-10 191-1/2 ニッポン復活と中韓歴史認識イデオロギー

ニッポン復活を実現していくためには中韓両国の歴史認識イデオロギーに代表される外交リスク、消費税増税の中身とタイミング、自民党内部の守旧派を支える守旧派官僚と官公労、農協、医師会などの改革妨害を乗り越えていく必要があります。 デフレ脱却とリフ…

2013-07-31 190-2/2 クルマと電子部品・電池

アベノミクスのお蔭で「異常な円高が終息」し、自動車関連のような強い産業が更に強くなることで、サービス産業などへの波及効果への期待が高まります。第23回参院選で「日本の政治が安定するだろう」との期待が国際社会で高まっています。 朝日新聞の安倍叩…

2013-06-23 190-1/2 アベノミクスで世界に貢献、慰安婦問題のとげ

世界の有識者の多くが”デフレと戦うアベノミクスのリフレ政策”を歓迎しています。同時に”本当に改革できるのか?”と不安げでもあるようです。世界3位の経済大国である日本がアベノミクスのリフレレジームで復活することは、世界経済に良い影響を及ぼします…

2013-05-26 189-2/2 電子基板産業の今昔と東アジア

電子回路基板(プリント配線板)の産業では台湾企業が大きく伸びました。勢いが際立っています。 筆者/青草新吾は、5月連休明けに、TPCA(台湾電子回路協会)が、蘇州で開催した“TPCA SUZHOU 2013”を訪問しました。電子部品を表面に固定して配線し電子回路を構…

2013-04-13 189-1/2 米国と日本の復活

米国はシェールガス開発で再び上げ潮に乗り、日本も2012年衆院選の結果、上げ潮に転じました。“元気な経済力”を回復できれば“雇用増を通した国民所得拡大”の好循環から“より豊か”で“より世界に貢献”できる日本国が実現していけると考えます。 世界中から「そ…

2012-12-04 188-2/2 元気日本への政策と政党の考証

2012衆院選(12.16) は“低迷する日本の経済・外交”の“流れを変える“チャンスです。“脱・官僚社会主義の統治構造改革”を政策実行する“改革派保守”への大量投票を期待します。失われた20年間、守旧派保守とリベラルの政治で停滞が続きましたから・・。 経済活力…

2012-11-21 188-1/2 大陸中国とビジネスでどう付き合うか?

大陸中国で最大最強の利権組織である共産党の終わりの始まり・・・政治とビジネスでどう付き合っていくのがベターか、惺々著と俯瞰してみます。 CCTV(中国中央電視台)は「日本が右傾化し、中国に戦争をしかけようとしている」と繰り返し報道しているようです…

2012-09-25 187-2/2 大陸中国日系企業の材料調達で日本以外からの非日本調達材

生産財の材料調達に関し、大陸中国に進出した多くの企業が"貿易協定で不利な日本からの輸入"を圧縮する動きが強まっています。 187-2/2.Industry:大陸中国での材料調達で"日本以外からの非日本調達材"今回2012年9月の大陸中国の反日運動、特に9月15日の青島(…

2012-09-08 187-1/2 「生存のために戦う」を忘れてしまった社会

韓国による竹島と慰安婦、大陸中国による尖閣諸島、大津市教育委員会による校内犯罪野放し、・・・戦後日本、特に1975年以降の“政治家・官僚の不作為”による“次世代へのつけ回し”を止めねばなりません。 187-1/2.Aspects:「生存のために戦う」を忘れてしま…

2012-08-05 186-2/2 今後の成長モデル

営業とは事業を営むことですが、生産財営業では様々な成長モデルへの知見が役に立ちます。 アップルなどの伸張著しいIT企業、トヨタや日産、フォルクスワーゲン(VW)、現代自動車などの勢いがある自動車メーカーなど、これら伸張著しい消費財メーカー向けのサ…