青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

松下電器は世界有数の消費財企業ですが、同時に世界有数の生産財企業としてハイブリッド車や携帯電話端末機にデバイスやセンサーなどの中間生産財(中間財)を供給しています。耐久生産財の電子部品実装機や溶接機でも高いシェアを有しています。松下電器はインダストリー営業本部と設備営業本部でこれらの生産財を販売しています。

松下電器は2010年に「グローバルエクセレンス10兆円企業」の実現を目指していますが、中間生産財(中間財)を基軸にして消費財やサービスとのシナジーを追求する成長戦略です。
04年度連結決算では、松下電器の連結売上高8兆7千億円の3割、2兆5千億円がデバイス・生産システム分野です。内訳で、デバイス(中間生産財)が1兆4千億円、その他(主として耐久生産財の製造設備)で1兆円です。更にはこの枠外で松下電工が供給している中間生産財電子材料・制御機器・住宅建材)もありますから、連結売上高の4割ぐらいが生産財です。

03年1月、松下電器は100以上もあった事業部を一回り大きな「14ドメインに再編」し、これら14ドメインを「4分野に大括り」しました。4分野とは「バイス・生産システム分野」「デジタルネットワーク分野」「アプライアンス環境システム分野」「サービスソリューション分野」です。この4分野の中のデバイス・生産システム分野の6ドメイン(①半導体・②ディスプレイデバイス・③電池・④電子デバイス・⑤モータ・⑥FA)、及びデジタルネットワーク分野の1ドメイン(⑦カーエレクトロニクス)、これら7ドメイン生産財(中間生産財・耐久生産財)の主なる供給者です。