青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

消費財であるPDPテレビは、中間生産財(中間財)であるPDPパネル・PDPドライバーモジュール・給電や制御の回路モジュール・シャシーパネル(アルミ製品)・バックパネル(鋼板製品)・・・等々、を組み立てたものです。

中間財のキーデバイスである[PDPパネル]の製造は、東レとの合弁会社である[松下プラズマディスプレー]が生産を担当していますが、松下プラズマディスプレー社に対して高品質の[硝子基板]や[電磁波シールドフィルム][表面フィルムなどマテリアル系生産財が供給されるサプライチェーンバリューチェーンが構築されています。この顧客関連プロセスに生産財営業の特徴が凝縮されています。

松下電器は、パネル、画像処理LSI、チューナー、電源デバイス、・・などの主要なキーデバイスを内製しています。このような[裏の競争力]の合せ技こそが、一夜城作戦や[世界同時垂直立ち上げ]のような離れ業を演じる際の裏技を構成しているものと推察されます。

松下電器の薄型テレビのシェア目標は、大型37インチ以上の[PDPテレビ]でシェア40%、中型37インチ以下の中型[IPS液晶テレビ]でシェア15%と報道されています。