青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財の青草新吾1はリタイア。シニアの青草新吾2は複業で貢献を目指す。

セールスレップが普及することで、中堅中小企業へのものづくり支援プロセスとしての有効性も高いと考えます。技ありの中堅中小企業が営業機能(マーケティングとセールスの両方)を、特に商品開発に直結したマーケティングの機能の外部調達の選択肢が増えます。

輸出に係わっておられる方々の中には輸出先の現地セールスレップ生産財の場合にはマニュファチャラーズレップとも)とお付き合いする機会をお持ちの方が少なからずおられるものと推察します。

日本の中堅中小の生産財企業では、輸出で現地のセールスレップと提携することが多かったのですが、これからは国内販売でも活用のチャンスが増えてくると思います。国内販売では専門商社のネットワークを活用する企業が多く、また専門商社の場合にはメーカー機能を持つ場合も多いので、米国と異なり、日本では、製造企業のみならず中堅中小の専門商社とのファジーな領域でセールスレップの機能が発揮される場面が増えていくものと期待します。この点については別の機会にまとめたいと考えています。