青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財の青草新吾1はリタイア。シニアの青草新吾2は複業で貢献を目指す。

旧くは鉄鋼製品分野で、コイルセンターによる加工流通の一大プロセスが形成されましたが、産業構造の進化発展とともに、前述の太陽電池向けシリコン製品の事例のように様々な分野で流通加工プロセスが形成されては、そこから更なる進化を遂げていくことになります。

供給側のマテリアル系生産財の製造の上工程は資本集約型の設備産業である場合が多く、種々雑多な下工程を外部化することで生産性を高めることができます。また相対する顧客側の中間生産財(中間財)の製造は、多品種少量、あるいは多頻度納入である場合が殆どなので、サプライチェーンバリューチェーンの上からも、前工程を直接にQCDS、特に摺り合わせ型D(納入)を管理できる利点が大きいといえます。