2006-07-29 統計上の製造業とは、川上のマテリアル(有機・無機・金属)が川下の最終製品に組み込まれていく一連のバリューチェーンとサプライチェーンの中で「モノを製造し卸売りする業態」のことです。 川上のマテリアルがマテリアル生産財やマテリアル系生産財に加工され、これらの工業材料が加工されて中間財となり、更にこれらの中間財が組み合わせられた最終製品へとカタチを変えていきます。 日本標準産業分類では、「製造業とは、有機又は無機の物質に物理的,科学的変化を加えて新製品を製造し,これを卸売する事業所が分類される。」と定義されていますが、製造業以外で例えば商社などがサブ事業として行う製造業、例えば商社の加工流通事業もありますから、統計上では表にでてこない多くの製造事業もあることになります。 用語検索⇒⇒マテリアル生産財、⇒⇒マテリアル系生産財