青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財の青草新吾1はリタイア。シニアの青草新吾2は複業で貢献を目指す。

筆者も九州地区に出張することがありますが、九州は韓国・台湾・中国(東北と華東)との経済的結びつきが年々強まってきています。空港や地下鉄で、ハングル文字や中国語の両方で案内されているのはこの地区だけのような気がします。

鉄鋼で世界3位の韓国ポスコ(POSCO)は北九州市で子会社のポスメタル(POSMETAL)を設立し61で前述した鉄鋼製品のコイルセンターを展開しています。また中国で委託製造し中国からそのままで日本を含めた各国各地に出荷している上場企業の九州工場や、韓国のサムスンLGから受注して輸出しておられる中堅中小企業の話をお聞きすることもあります。黄海を挟んで韓国と中国(東北・華北)、東シナ海を挟んで台湾と中国(華北・華東)という歴史的なつながりのスパイラル展開が続いているようなのです。