青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

自発光ディスプレーのCRTやPDPとの比較で「液晶パネルの弱点は動画性能と視野角」ですが、蘭Royal Philips Electronicsが市場投入を開始したHCFL(熱陰極管)を使用したバックライトは「PDPを凌ぐ動画性能」を実現できるそうです。

生産財の営業プロセスでは、イノベーション対応と量産後のQCDSのバランスが要求されますが、液晶テレビのHCFL(熱陰極管)バックライトは良い考察事例を提供してくれています。電波新聞2006年10月20日付は、液晶パネルの弱点をカバーする技術としてフィリップスがFPDインターナショナル2006で披瀝したHCFL(熱陰極管)を使用したバックライトを紹介しています。
液晶テレビの画像品質で、動画のボケや暗い部屋でコントラストが低くなるなどの欠点は、いまだ完全に克服できずにいる。CCFL常時点灯しているため、LCD画素の状態変化も照射し、これが残像の原因となっている。フィリップスは画面の縦方向の大きさに応じてHCFLを数本並べ(47インチで12本)、上から下へCRTテレビのように走査式に点灯させることでLCD素子を光らせることで、CCFLより圧倒的に速い調光応答性を実現し、PDPをしのぐ動画表示を可能にした。HCFLランプは完全に独立駆動するため、各ランプの輝度を別々に変化させることが可能。既に市場投入され、同技術搭載のLCDテレビも欧州と北米で発売されている。」ということです。