青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

グローバル化による下請単純賃加工の需要縮小に関し、奮起したオーナーが新製品開発や業態転換で乗り切った数々の実例は「営業能力の心技体」と生産財マーケティングの両方の事例を提供してくれています。

固有技術を蓄えてきておりながら下請け仕事に甘んじてきた事例も多々あったようです。固有の技術や技能を活かしてセールスによるキャシュ獲得を実現するための武器が生産財マーケティングです。オーナーの燃えたぎる職人魂でピンチをチャンスに換えて七転八倒しながらも下請けから脱出していった多くの事例が輩出されました。55で前述の多くの創業者が起業当時に発揮した図抜けた営業力が発揮されています。
グローバル企業は、国内ではより高付加価値な製品開発立ち上げに集中し、成熟化してコモディティ化した規格大量生産型向きの製品は海外生産にシフトするというサイクルを回し続けるようになっています。
日本語の下請けとは、mere servantの意味合いで使われることが多いようです。どこでもできるような単純で機械的な仕事をコストダウンのために外注された仕事です。英語のsubcontractorとはニュアンスが異なります。このような規格大量生産派生需要が生み出してきた下請賃加工の仕事の多くが海外に流出しました。技能専門知識を必要としない単純で機械的な下請賃加工への需要が縮小するのは致し方ありません。