青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

日本は「世界人口の3%で世界GDPの1割強の付加価値額を生産する経済大国」ですが、75で前述の通り「レアメタルの世界消費では3割を占める消費大国」でもあります。レアメタルへの依存率が極めて高いのが日本経済の特徴です。

レアメタルとは、15.と75.で前述の通りベースメタルである鉄・アルミ・銅・鉛・亜鉛の5金属以外の金属のことで、日本国の統計対象は、例えば通関統計では貴金属を除く184品目です。
レアメタルはマテリアルに様々な機能を付加し高付加価値化な高機能素材を実現するための必須ビタミン(75.で前述三井金属の竹林取締役)といえます。そして高純度なマテリアル生産財までは韓国や中国でも製造されていますが、これらの高純度なマテリアル生産財を更にマテリアル系で陶冶したマテリアル系生産財の分野ではまだまだ日本の企業群が世界シェアを維持しています。レアメタル活用力は高付加価値なマテリアル系生産財の高級素材や部材あるいは中間財のデバイスを実現するための画竜点睛合わせ技の一つともいえます。
レアメタル資源的見地からの調達安全保障に関しては、76で前述のアドバンストマテリアルジャパン社長の中村繁夫氏が[レアメタルパニック]*1を上梓しておられるようです。

*1:レアメタルパニック」中村繁夫著 ISBN:433493398X