青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

液晶パネル製造で使われるマテリアル系生産財の部材では日本メーカーが世界シェアの過半を獲得していますが、大阪ガスはフルオレンの唯一の量産メーカーとのことです。

液晶パネル製造は、前工程で背面側のガラス基板に画素ごとのパターンニングでTFT(トランジスタ)を形成するアレイ工程と前面側のガラス基板にRGBを形成するカラーフィルター(CF)工程、後工程はアレイ基板とカラーフィルターを合わせて液晶を注入しパネルを組み立てるセル工程で構成されます。
上述のCF(カラーフィルター)工程で、RGBの画素を区切る黒枠部に使われ色彩が鮮明になる効果があるフルオレンに関し、産経新聞2006年8月23日付で「世界で唯一の量産メーカーである大阪ガスが平成22年度に現在の3-4倍の年産600-800トンに増産する。フルオレンは石炭から都市ガスを製造する際にできるコールタールに約1%含まれる。昭和50年代から研究を進めたが、都市ガス製造に石炭を使用しなくなったため、会社として研究はいったん中断したが、社員有志が時間外で継続、15年に本格事業化した。」との記事が掲載されていました。