青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

PDP製造で多用される各種ペーストやドライフィルムは精密化されたマテリアル生産財をマテリアル系で複合したマテリアル系生産財といえます。

PDP背面板誘電体前面板誘電体及び隔壁の形成で使われるガラスペーストでは、上述の東レ旭硝子以外に、東証上場のノリタケが数年前の決算短信で「新規に開発したPDP向けのガラスペーストと積層コンデンサー用ペーストが伸張し」と発表していました。また[[住友金属鉱山]]もホームページで「PDPなどのFPDに使用される各種ペーストを生産し、高く評価されている」と紹介しています。
また83で前述のJSRは、前面板誘電体と背面板誘電体の形成用にガラス粉末と樹脂をフィルム状に成形したドライフィルムを、また放電に必要な電気を流すための銀電極の形成用に銀電極用ドライフィルムを供給しています。サンドブラスト法で使用される材料では83で前述の東京応用化学(TOK)やJSRがドライフィルムレジストを供給しているようです。
PDPガラス微粉末に関し半導体産業新聞2006年8月9日付で日本山村硝子は「電子部品用粉末ガラスはPDPのガラス封着用に使用されており、8月に粉末ガラスの生産能力は約2倍(推定月産能力約2百トン)に増強される。6年度連結売上高は、ニューガラスがPDP用粉末ガラスなどの需要増で前年比34%増の22億円。中長期的にはニューガラスなどの新規事業を拡大し、ガラスびん事業の売上構成比率を50%以下に引き下げるのが目標である。」と紹介されていました。
PDP銀電極の形成で使われる銀ペーストの銀粉では、DOWAが導電ペースト用銀粉の能力を月20トンから月50トンへ、三井金属も月7トンから月20トンへと増やしています。