青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

81-4/4 FPDパネルの製造装置で小さな池の大きな魚

FPDパネルの製造装置も89で前述の露光装置のような巨額製品から地味な製品まで多々ありますが、小粒な分野では小さな池の大きな魚がいます。

大型基板対応XYステージの製造に関し半導体産業新聞2006年10月18日付で「第6世代以降では淘汰が進み、第8世代以降に対応できるのはシグマテクノスのみになった、同社は、設計から石材の調達、石材加工(切断・切削・研磨)、組立、調整までを 一気通貫でこなせるオンリーワン企業で、シグマ光機の子会社から06年8月にアルバックの傘下に入った。5年後までに売上高を現行の3倍以上の約20億円に引き上げる目論見。」と報道しています。
PDP熱処理炉に関し、半導体産業新聞2006年10月18日付は中外炉工業が「熱処理プロセスでは、従来の水平積みを竪積みに変更することで、炉長を従来の半分以下に短縮すること、及び封着・排気プロセスでは、パネル端部の細いチップ管を不要とするチップ管レス方式」を提案していると、報道しています。
大型液晶パネルのガラス切断装置」に関し、電波新聞2006年9月20日付は「群馬県桐生市リンクスタージャパンが納入した大型液晶パネル用のCO2レーザーカッターが8月から国内最大手パネルメーカーで稼動を始めた。ガラス表面を傷つける機械的切断やレーザーの熱で溶かして切るのではなく、分子間の結合力を切断する方法なので、研磨や洗浄が不要で省力化できる。使用するCO2は既に存在するものなので環境にも貢献。」と紹介しています。
大型液晶向けガラス基板のエッチング装置に関し、日経新聞2006年6月2日付で「ワイエイシイが第八世代対応のガラス基板を加工できる縦横2メートル超世界最大規模エッチング装置を開発した。エッチング装置は、ガラス基板の表面に形成した薄膜を削り、回路を形成するもので、ウエットエッチングよりも微細に加工できるドライエッチングを採用。製造は安川電機子会社の安川エンジニアリングに委託する」と報道されています。
半導体産業新聞2006年10月18日付は、東証マザーズに上場したファブレスブイ・テクノロジーがFPDパネルの製造工程で必要な検査・測定などの装置を手掛けており06年度140億円を見込むこと、東証二部に上場したジェネシス・テクノロジーはテスターファンドリーをビジネスモデルとする装置系ベンチャーで、06年度売上高156億円を計画しているこ、を紹介していました。