青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

82-1/4 工業化と資源獲得で中国

工業生産の拡大が著しい中国の資源獲得に関し、大勢の中国人がアフリカにおしかけ、現地との利害トラブルが発生し、エチオピアでは多数の犠牲者がでたそうです。

75.76.で金属資源、80.と81でレアメタルについて記述しましたが、エチオピアでは中国系の石油採掘現場に地元武装勢力が襲撃を行って多数の犠牲者がでたそうです。日刊産業新聞2007年5月11日付は吉永宏明氏(AMJレアメタルGリーダー)のレポートを紹介していました。

「4月26-27日、エストニアのタリンでマイナーメタル国際会議(MMTA)が開かれた。(レアメタル価格高騰に関する)欧州関係者の見方は更なる先高を予測していた。理由はBRICSなどの需要拡大資源不足によるものだから。欧米トレーダーの視点で話を聞くと、最近のアフリカ鉱物資源事業中国の影響を受けて急速に変化をしている。・・・今回の欧州出張中に、テレビでエチオピアの中国系石油採掘現場に地元武装勢力が襲撃を行って多数の犠牲者が出たことは衝撃的な報道であった。・・・・長期的にはレアメタルパニックへの対応で1)省資源、2)代替資源、3)リサイクル、が重要であることが確認され、資源国のみならず技術先進国の役割がますます重要になるが、特に日本への期待が高かった。

資源の量確保については、日本は世界最高水準のリサイクル技術がありますから、資源価格高騰はリサイクルのコスト吸収を支援しますから日本国の競争力が高まるというポジティブな要素もあります。また精密で高付加価値な材料は産業の生産性向上省資源に貢献します。日本には多くのオンリーワンあるいは小さな巨人企業が存在します。