青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

89-1/3 石田梅岩の商人道 顧客関連プロセスと営業プロセス

環境対策では環境と経済の両立が必要です。顧客関連のプロセスと営業プロセスでは石田梅岩の商人道の考え方が参考になります。

環境対策付加価値収益を生み出す事業として展開することが重要です。顧客関連プロセス営業プロセスに、環境対策技術開発につながり収益を生み続けるサイクルを組み込むことで企業と個人の競争力も高まります。
日本文化は環境対策に向いています。海外から来日された方の多くが気付かれるように日本文化は自然調和型でありますし、石田梅岩以降の商人道も「天地自然の理・正直・節約・法の遵守・(仕入先と得意先との)共生」*1ですから、今で言うところのCSRそのものです。筆者/青草新吾は、地球環境問題では正にこの自然の理に適う営業(事業を営むこと)が求められていると考えます。京都商工会議所などが源氏物語千年紀を推進していますが、もののあはれの思想とは、人間の卑小さの自覚であり、自然を敬い畏れる思想でもあるそうで、石田梅岩自然の摂理に依る商売と宇宙観を共有するものといえそうです。
近代の西洋文明は相手が自然であれ人間であれ、相手構わずのコントロール志向(征服欲)がとても強く、このことが今日の環境破壊を加速したといえます。日本でも明治維新政府が意図的に江戸時代を暗黒社会として教育宣伝したことや、戦後の米国GHQ日本国解体・無力化施策や、日教組無国籍反戦プロパガンダ国益を欠いた省益と自己保身中心の国家公務員官僚組織稼ぎ手軽視ばら撒き発想・・等々は、日本文化が継承し積み重ねてきた美徳までを戦争責任とごちゃ混ぜにして歴史のゴミ箱に入れてしまいました。筆者/青草新吾は日本文化を見直して今風に取りいれていく日本文化スパイラル展開が環境対策では有効と考えます。

*1:「企業倫理とは何か(石田梅岩に学ぶCSRの精神)」平田雅彦著 ISBN:4569642144