青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

2007-11-18 106-2/3 中間財で省資源に貢献するHDD

HDD(固定磁気ディスク装置)の需要が増え続けています。記憶容量も1テラ(兆)バイトからエクサ(京)バイトに向かって進化が続きそうです。

日立グローバルストレージテクノロジーの執行役/城石芳博氏は、電子材料2007年11月への寄稿で「HDDにとって2006年は1956年のRAMAC誕生から50年2007年東北大学の岩崎俊一教授が1977年に発明した日本発垂直記録技術を使い1TB3.5型HDD実用化され、幸先の良い年となった。この51年記録密度125百万倍と飛躍的に向上し、HDD出荷数は約4.4億台、売上は年間で3百億ドルに成長した。2010年には7億台程度が予想されている。・・・HDDは、磁気ヘッド円板円板駆動モータ磁気ヘッド駆動用アクチュエータ磁気ヘッド駆動回路記録再生回路などが筐体の中に格納されている。現在の全HDD1台当りの単純平均円板搭載数1.7枚ヘッド搭載数3.3本である。・・・・HDDとフラッシュメモリは今後補完・共存共栄すると考えられる。2001年頃にはフラッシュメモリのビットコストはギガバイト当たり1ドル程度になり、100ドルでは100GBもの容量が手に入るようになる。モバイル用途など、数十GBの容量で十分な領域では、フラッシュメモリが使われるようになると考えられる。フラッシュメモリは、情報を一時保存する使い方が多いと考えられる。HDDは、フラッシュメモリのデータやコンテンツを長期間格納するとともに安全に一元管理するものとしてますます重要となる。・・・・将来技術ではEUV(Extreme Ultraviolet)露光技術が2010年頃に実用化される兆しを見せ始めており、この技術を使えばNANDフラッシュメモリで現在の最先端の4-16倍の64Gb-256Gb級の実用化は射程圏に入る可能性が出てきた。HDDが今後もこれらに対し優れたコスト競争力を確保するためには、年率40%程度の高密度化を継続することが重要である。」と俯瞰情報を提供してくれていました。