青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

160-3/3. 創エネ・蓄エネ・省エネ 今はまだ日本が強い

温暖化ガス対策の内訳で、創エネ、蓄エネ、省エネの三拍子ともに今は日本企業が強い分野ですが、激化していくグローバル競争と資源問題からの制約を含めて油断はできません。

現在進行形のパラダイムシフトによって、成長戦略キーワードは、環境・エネルギーへとシフトが進み、マーケティンググローバル展開では新興国ボリュームゾーンにシフトが進んでいます。一方では川上資源産業では91[2007.5]や76[2007.2]に前述したように寡占化が進み、中長期的には資源枯渇の問題もあります。
エネルギー源多様化・分散化に向けての創エネ太陽電池燃料電池原子力発電など、蓄エネは、2次電池キャパシタなどで創エネされたエネルギーの消費効率の改善を促進します。省エネは、モーダルシフトで需要拡大が著しい鉄道車両鉄道車両機器、エアコンを始めモーター駆動の制御で使われる155[2009.4]に前述したインバータ、同じく156で前述したヒートポンプ、113[2007.11]で前述のスイッチング電源など日本企業の強みはまだまだ続きますが、120や123[2008.11]で前述したLEDでは台湾企業韓国企業に加えて中国企業が出てきています。電力供給元と各家庭や電力消費現場を双方向の通信で結ぶスマートグリッドも世界中で導入が始まりそうです。
創エネ・蓄エネ・省エネを総合的に複合化したハイブリッド自動車(HV)や電気自動車(EV)の市場拡大が加速しています。更に、ロボット分野では、産業ロボットに続いて、生活支援ロボットも市場投入の準備が進んでいます。医療機器ヘルスケア分野の市場も拡大していきます。日本企業の強み川上から川下まで擦り合わせです。素材から部材へ、部材からコンポーネントバイスへといったサプライチェーンで、日本企業にとっての成長分野の動向を追いかけていきます。