青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財の青草新吾1はリタイア。シニアの青草新吾2は複業で貢献を目指す。

2014-01-28 192-2/2 2014展望と朝鮮半島の懸念

2014年は世界経済は米国と日本の復活がより鮮明となる一方で、政治面ではアジアの火薬庫の朝鮮半島が有事の混乱に向かう可能性が高まっているようです。

世界の様相はここにきてまた大きく変わりだしています。2014以降の展望としては、一に、経済的には、何よりもまず米国と日本の復活↑の反面でBRICSの失速↓。欧州では独一国の経済のみが図抜けた強さを示す反面で欧州全域でデフレ化(日本化)の懸念。・・・二に、政治的には、米国オバマ政権宥和外交覇権パワー凋落ドル防衛のために「人民元をめぐる米中の様々な裏取引」を行われているであろうと推察できること、そのとばっちりで「日本には煮え湯を勧められる」ことも度々でてきそうなこと、一方の中国は用心深く米国の出方を一つ一つ確認しながら「ここまではいける」と判断しての「力で押しまくる国際法無視の行為」と領土領海の拡張主義、三の突発事態の恐れでは、アジアの火薬庫である朝鮮半島で有事の恐れ・・・等々です。今年2014年は、日清戦争から120年第一次世界大戦が始まったサラエボ事件から100年です。今の世界情勢に類似することも多いので、今一度、史料で確認できる史実(事実の歴史)を振り返ります。振り返りにあたって、まずは中韓両政府の反日について考えてみます。
中韓両政府の反日>筆者/青草新吾は「韓国全般の反日」と「中国共産党反日」とは区別しておいた方がベターであろうこと、反日教育憎悪を刷り込み続ける韓国とは距離をおいて冷却期間を置いて遠ざかっておいた方がベターであろうこと、以上二点を持論としてもっています。・・・「中韓歴史認識」とは「政府レベルでの恐喝ネタ」と理解できます。中華の歴史を持つ中国、小中華の歴史を誇る韓国、この中韓両政府は「自国の“宣伝工作”の一環“捏造した歴史”を多用」するのが特徴です。捏造の最たる例が、韓国政府の「日本の慰安婦=性奴隷」と中国共産党南京虐殺です。これらに日本国内の反日日本人の活動家内応し、朝日新聞のような左翼メディア中韓の立場で騒ぎ立てます。ここまでは共通です。ここから先は違いに注目します。
中国政府の反日中国共産党政府の歴史認識とは、その時々の打算による「イデオロギープロパガンダ」です。毛沢東(Mao Tse-tung)時代には反米、トン小平(Deng Xiaoping)の時代には親日・反ソ、江沢民(Jiang Zemin)の時代になると反日一本で反日教育が始まり、胡錦濤(Hu Jintao)の時代には日中の関係改善の動きもみられましたが、反日派の猛烈な反撃を受けてなし崩しとなり、今の習近平(Xi Jinnping)はまだよく読めませんが、ともかく今に至っています。このような大陸中国とは「日本は大陸/中国の近代化と民主化を期待して是々非々で」付き合っていけば良いのだと考えます。中国はとても多様な社会で「反日共産党の政治的プロパガンダ」と理解できている中国の方々も多いと感じます。気長に相手が変わるのを待てばよいと思います。
韓国の反日ファシズム> 一方で韓国政府の反日は下術の「朴正煕(Park Chunghee)大統領が始めた反日教育」が年々過激化して「反日憎悪の刷り込み」を行い、今や「反日ファシズム」と化してしまっていますから厄介です。韓国の歴史認識とは「前提条件がでたらめ」で「“こうありたい”というファンタジーそのもの」ですから始末に負えません。しかも「ゆすりたかりに加えて日本への甘え」もくっついています。韓国政府の歴史認識とは、「謝罪させて、補償させる」を繰り返し行うための悪意に満ちた「事実に基づかないイデオロギー捏造歴史ごちゃまぜ」の恐喝ネタのようなものです。もはや韓国の反日は手に負えないところまできています。加えて日本国内に「日韓友好を望まない勢力、例えば在日コリアン朝日新聞などの敗戦利得者」が一定の勢力でいます。
反日ファシズムの韓国とはどう付き合う?>ここにまで至った韓国とは冷却期間を置いて深入りしないのがベターな気がします。常に強い国になびき弱い国に威張るという事大主義の韓国は、かっては「日清戦争日露戦争で勝った日本になびき」、今は中国になびき日本に罵詈雑言を浴びせて中国に阿(おもね)って」います。だから丁度良い。「韓国まるごと中国側に放り投げ」てしまいましょう。
<同盟国/米国社会での中韓両政府の宣伝工作> 日本政府・外務省、世界オンチの国会議員が「理解を得られるような反論」をしてこなかったことで「中韓の捏造歴史の多く」が「反論がないのだから事実だろう」ということにされてしまっています。中国政府が政治的な意図から南京虐殺の捏造歴史で、韓国政府と反日日本人は補償狙いも加わって「慰安婦問題を性奴隷」と言い換えて、米国を中心に世界中で宣伝工作を続けてきています。日本国民は土俵際にまで押し込まれているという現況です。しかし、土俵際のぎりぎりのところで、安倍政権が登場し、日本国民はラッキーでした。日本国民が団結すれば、今ならまだ間に合います。・・・・目下の反日言論テロは「韓国性奴隷=悪玉日本キャンペーン」です。韓国政府との目下の係争は、米国を舞台にした従軍慰安婦(今は性奴隷に言い換え)をネタにした日本を孤立させようとする反日運動、新日鉄住金などへの「戦時徴用」での言いがかりです。ここで日本が負ければ、終わることなき「謝罪と補償の要求」が次々と繰り出されてくることになります。南北朝鮮を統一すれば、数百兆ウォンの資金が必要になるといわれています。
証言だけでは証拠にならない> 英米では「証言だけでは証拠とならない」という至極まともな大原則があります。中世の魔女裁判などのように、勝手なニセ証言で犯人(加害者)にされたのではたまりません。よって必ず加害者の立場に立った「反対尋問(Cross Examination)」を通して「被害者を装った嘘勝手な思い込みでないこと」が確認されてから「証拠としての証言」となります。北米在住の渡辺惣樹なる御仁が「慰安婦強制連行は、すべて反対尋問(Cross Examination)なし活動家サイドの一方的なプロパガンダだと主張すれば、北米の大方の人々事態を理解できるだろう。」と正論2014.1で寄稿してくれていました。この指摘で法学部出身の筆者/青草新吾も、最も大切な反論根拠を失念していたことに気が付きました。「加害者にされてしまった日本国民の立場を弁護するための反対尋問行わず政治決着で事実を歪めた河野談話」などは無作為給料泥棒の売国行為そのものです。しかし今更「河野談話は嘘でした」では軽すぎます。ですから「河野談話は否定よりも上書き修正」する方が国際社会では受け入れられやすいと考えます。「その後の調査でこう判った」と事実に基づくアプローチで上書修正していくことが望まれます。・・・事実に反することは放置せずにきっちり「国際社会に向け反論し発信していく」ことが重要です。一つ一つ、丁寧に「“史料で確認できる事実”に基づいて」「相手国の思考メカニズムで理解できるロジック」で世界に発信していく必要があります。以下、120年前から100年前の歴史を振り返ってみます。
120年前/朝鮮のタナボタ独立> 朝鮮の独立で血を流したのは日本人です。東アジアの火薬庫といわれてきた朝鮮半島では、腐敗で弱った李朝が「東学党の乱」を鎮圧するために、宗主国清政府に出兵要請を行い、続けて日本政府にも出兵要請を行いました。「朝鮮独立」を求め続けていた日本政府と、独立を認めない清国武力衝突し「朝鮮独立を求め続けていた日本」が勝利したことで、1895の日清講和・下関条約では「第一条で朝鮮の独立」が明記され、朝鮮も「タナボタで独立」します。・・・「1千年もの大陸王朝・属国からの独立」を記念した建造物がソウルの独立門です。「独立門」とは、日本からの独立を記念した建造物と誤解されていますが、日清講和・下関条約から2年後の1897に1千年もの大陸王朝による過酷な支配からの独立を記念して建てられました。今の韓国ではこの事実である「下関講和条約の第一条」を削除してしまって、様々な歴史捏造を試みているようです。・・・「朝鮮独立推進派」の筆頭が伊藤博文でした。ところがこともあろうに、1909に安重根なるテロリストが「丸腰の武器を持たぬ独立推進派の伊藤博文を殺害」します。このことで日本国内の「日韓併合派の勢い」が増し翌1910年の日韓併合条約日韓併合が行われました。 ・・・・・<100年前> 1914に欧州の火薬庫/バルカン半島では、サラエボ事件が起こり第一次世界大戦へと拡大し、第1次世界大戦の残りがそのまま第2次世界大戦への導火線となっていきました。今の日本を取り囲む情勢は、当時と重なることも多いので、手前どもビジネスマンとしては「何が起ころうとも乗り切っていく」ためにも、当時のことを知っておくと役に立ちます。
脱特亜(中韓)論ハングル文字> 歴史を振り返ると、福沢諭吉の慧眼に驚かされます。日清戦争の10年前の1885年に福沢諭吉は、今でいえば「脱特亜(中韓)論」ともいえる当時の「脱(特)亜入欧」論を唱えました。曰く(今風に翻訳)「(西欧列強の帝国主義を前にして、十分な国力を持たない日本は、)特亜二国(中韓)の近代化待つ余裕はない日中韓三国でお互いに繁栄できるという幻想は捨てた方がよい。日本にとっての不幸は古い慣習に固執する固陋(ころう)な隣の朝鮮とチャイナ(支那)である。だから関わりあうのは必要最小限にしておこう」という合理的な考え方です。どうつきあえばよいのかについては「特亜両国(チャイナと朝鮮)には“国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。”この特亜二国が国際的な常識を身につけることを期待しても意味がない。」と、今でもそのまま通用することを述べています。・・・その脱韓論を説いた福沢諭吉も、日韓が併合してからは、朝鮮総督府を説得し、「朝鮮半島でのハングル文字普及」に尽力します。最初のハングル語教科書東京で印刷されたそうです。それまでの李王朝朝鮮は「貴族以外は殆ど文盲」の両班(ヤンバン)身分社会でしたから、李朝の奴隷社会からの解放と朝鮮半島の近代化に大きく貢献しました。
日本統治時代の事実> 36年間の日本統治では、それまでの李朝の膨大な借金を肩代わりして支払い、5千もの小学校を設立し、識字率4%61%へと飛躍的に高まり、大学と病院も建てられ、平均寿命が26から42才にまで伸び、約4%の経済成長で「未開で野蛮だった朝鮮半島も、日本並みの生活ができる発展した朝鮮」へと発展しました。・・・日米開戦当時東郷外相旧姓を朴茂徳というコリアン系日本人でしたし、朝鮮名の洪翊そのままで陸軍中将になられた方もおられたそうです。・・・植民地が独立するからといって賠償などした国はありません。まして植民地に残した資産請求もしていませんGHQ試算で、現在価値で20兆円ほどの個人資産、法人資産を朝鮮半島に残して、日本人は日本に引き揚げました。筆者/青草新吾の両親と縁者も引き上げでは財産すべてを預けて帰国し、そのままとなりました。・・・植民地が独立したからといって賠償などした国はありません。しかし日本は、1965の日韓基本条約で、当時の韓国の国家予算の数倍額だった8億ドルを支払っています。
慰安婦強制連行ニセ証言> ニセ証言(私の戦争犯罪/朝鮮人強制連行)を捏造した作者本人の吉田清治(下関共産党系の活動家)が「フィクションだった。」とニセ証言だったことを認めてからも、朝日新聞人権派弁護士などが世界中に火をつけて回り韓国の反日団体がこれに乗り、戦時徴用の補償など、次々と「謝罪させて、補償させる反日運動が燃え割かって勢いを増す一方です。南北朝鮮が統一すれば数百兆ウォンが必要だそうで、日本に負担させるための「歴史認識と称する恐喝・詐欺」が止むことはないでしょうから、私ども日本国民は「歴史の事実を知っておく必要」があります。中国共産党反日よりも、韓国政府の反日の方がとても厄介です。・・・韓国政府の反日には「反日と甘え、ゆすりたかり」が混在し、しかも在日コリアン朝日新聞NHKなどの「敗戦利得者の既得権益」までが縺(もつ)れあっているからとても厄介です。・・・土俵際ぎりぎりまでおし出されたもう一歩のところで中道右派路線の安倍政権が登場し、本当にラッキーでした。
反日日本人の多くは・・> 米国など民主主義の諸国家と同様に「日本国籍取得」では、「日本国への忠誠の誓い」を条件とし、米国と同様に「政治家三代遡って国籍を公表する」ことが必要と考えます。・・・他国に忠誠を誓っているのではないか?と疑いたくなるような不良議員が多すぎます。例えば2002.9の小泉訪朝で、北朝鮮から小泉首相拉致被害者連れて帰ってきた事実は、当時の日本人に「拉致は本当にあったんだ」との衝撃を与えました。それまで「拉致を騒ぐのは、反朝鮮勢力の捏造いいがかり」と言い張っていた社会党土井たかこ(李高順?)、福島瑞穂(趙春花?)、辻元清美など、の反日活動家は、小泉訪朝で突きつけられた目の前の現実を前に「謝罪もなく沈黙」を決め込みました。しかしこのメンバーは慰安婦強制連行に尾ひれをつけて焚き付けてきたメンバーと重なります。慰安婦を造語の「従軍慰安婦に言い換え」、ありもしなかった「従軍慰安婦・強制連行」を捏造して「人権派と称する反日弁護士や朝日新聞」とともに「200千人もの性奴隷」などと嘘の上塗りを繰り返してきています。旧社会党は、歴史的にはソ連共産党からの献金を受け、在日コリアン団体からの献金が主な資金源の一つでもありました。「今の民主党社会民主党にはこの流れが色濃く」残っているようです。
韓国の反日とは要はタカリ> 韓国の反日全体主義とは「謝罪させ補償金を巻き上げ続ける」ための「歪んだ努力」であると理解してしまえば対処は簡単です。・・・韓国政府は、事実を知らない世代に“憎悪の反日イデオロギー”を刷り込み続けてきました。今の韓国の反日ファシズム象徴する事件が幾つも起こっています。事例の一つが昨年2013.5に起こった反日教育を刷り込まれた若者による知日老人撲殺事件です。「日本統治時代は良かったと話した日本統治時代を知る95才の老人を、日本統治の事実を知らないままに“憎悪を煽る反日教育”を刷り込まれてきた30代の若者が殴り殺した事件」です。言論の自由も、事実に基づくアプローチも、何もあったものではありません。しかし今の韓国の反日の実体よく示す事件です。
「日本と聞いただけでなぜかむかついてしまう」という若者が増えているそうです。・・・韓国で反日教育を始めたのが今の朴槿恵(パククネ Park GeunHye)大統領の実父、朴正煕(パクチョンヒ Park Chunghee)大統領です。自派の立場を守るために始めたであろう反日教育年々過激化して、結果的には利敵行為になっています。幼いころから憎悪を刷り込まれた反日エネルギーは、多くが朴大統領の敵従北派左翼勢いを強くしてきました。愚かで哀しい判断力だと思います。・・・・韓国は排他的な反日愛国教育北朝鮮の数十年もの工作の結果、社会全体が左翼化し、反日=愛国」の反日全体主義に陥っています。首都圏のソウル周辺では、従北左翼勢力を伸ばし続けてきており、教育マスメディアに加えて司法ほぼ制圧し、ソウル軍事制圧の動きも出始めているようですから物騒です。そうはならなくても、二度あることは三度あるで、韓国経済破綻の可能性も出てきていますから厄介です。福沢諭吉の「脱韓論」に倣って、韓国を中国側に放り投げて、半島との関わりは最小限にしていくのがベターと考えます。
日韓関係は「冷却期間を置く」ことが必要と考えます。でないと米国民主党は「日本が自分を曲げ収めてくれ」が続くでしょうし、日本国内には多数の「日韓友好を望まない反日勢力」(在日コリアン反日日本人、朝日新聞NHKなど、日韓が揉めた方が都合がよい敗戦利得者)が一定の勢力をもっている以上、何をやっても揉めるでしょうから・・・。半島ウオッチャーの山野車輪氏が著作「韓国の中の日本」*1の中で「真の日韓友好を考えるのであれば、主張すべきは主張した上で、正しく友好関係を作っていく。歴史の事実にフタをして、韓国の言い分を無条件に受け入れると今のように物事がややこしくなってしまう。絡まった糸を解きほぐす作業が今以上に困難になっていく。」と、またキャラクターの在日コリアンのあさみに語らせているように「在日コリアンは、韓国人として祖国に向けて事実を主張する。今こそ本当の歴史祖国の民に伝えて、日本と朝鮮、二つの民族の架け橋になるべきではないかな。他国である日本に向けて参政権を要求したり生活保護を受けたり払い込んでいない年金を求めたり、様々な反日活動など、行っている場合じゃない。」という方向に在日コリアンの多数が向かってくれれば、より建設的で発展的な方向に趨勢が動き出すと期待しているのですが・・・。

「韓国の反日」に関し、以下のネット投稿はとてもまとまっていると感じました。是非とも一読をお勧めします。但し、長文ですので、小刻みに、時間の合間を見つけて読み進めることをお勧めしときます。
[韓国はなぜ反日か?(ミラーサイト) koreanantijapan.comze.com ]
[1.韓国ってホントニ反日(59頁)? http://www.koreanantijapan.comze.com/korea1.html ]
[2.韓国はなぜ反日(82頁)? http://www.koreanantijapan.comze.com/korea2.html ]
[3なぜ誤解されたままになっているか(186頁)? http://www.koreanantijapan.comze.com/korea3.html.]

*1: 山野車輪著「韓国の中の日本」 ISBN:9784777803804