青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財の青草新吾1はリタイア。シニアの青草新吾2は複業で貢献を目指す。

継往開来3. 都市開発でMUSEたかつきと高槻ミューズ校前 /工場跡地再開発 /229。

 街づくり継往開来を、京都と大阪の中間にある高槻市における地域開発( MUSEたかつき )と小粒な青草新吾2の事業開発( ブルージェイダイト 高槻ミューズ校前 )を題材として考察してみます。

 このMUSEたかつきは電池メーカーの旧ユアサ(現GSユアサ)の工場跡地を主な対象として再開発されました。高槻市では初めての景観重点地区です。特にCエリアは、生産財営業の青草新吾1 が電池部材の案件でお付き合いしたユアサの関連部署があった場所で、今の青草新吾2 にとっても思い入れがある場所でした。

 次がMUSEたかつきの北側からの航空写真とパース図です。

 左(東)側の横長の大きな建物が関西大学高槻ミューズ校です。その手前が西国街道( 古曽部天神線 ) と西国街道に隣接する古曽部2丁目12番ブロックで、その右(西)側 が古曽部1丁目の高槻病院です。

     MUSEたかつき のCエリアは、 関大の高槻ミューズ校ですが、その北側の接道は古曽部天神線( 西国街道 )です。都市計画道路の区画道路1号線として、幅員14mから18mへと拡幅され、電線地中化エリアとして電柱がない街並みとなりました。

 この関西大学 高槻ミューズ校前 の西国街道を挟んだ古曽部2丁目12番ブロックに、青草新吾2が都市木造化への参加の意思を込めて着工したのが次の建物です。

 このブルージェイダイト高槻ミューズ校前( 古曽部2-12-27 ) には、青草新吾1 が生産財営業で得た知見が青草新吾2 の企画と工事の様々なところで関わりましたが、別の機会の報告とさせて頂きます。 

 青草新吾1 が生産財営業で往来した工場が再開発された最初の経験は、神奈川県藤沢市辻堂駅にあった旧関東特殊製鋼( 新日鉄住金を経て現日本製鉄へ )の工場跡地です。

湘南地区No4-3 湘南最大級の再開発・湘南C-Ⅹ都市再生事業 (藤沢市) (2008年5月作成)

 生産財営業で青草新吾1 がお付き合いしたパナソニック門真市松生地区も、三井不動産が跡地に大規模商業施設を建築中です。

大阪府門真市のパナソニック工場跡地の商業施設 「三井ショッピングパーク ららぽーと」「三井アウトレットパーク」複合型店舗に決定(BCN) - Yahoo!ニュース

 猛烈なグローバル競争の結果として、これらの広大な工場跡地が供給され、その御蔭をもって、都市の再開発が進みます。

  一方で、日本をより豊かな社会にしていくためには、優れた高品質な木造建築物と居住空間、よりノウハウ集約な小粒な地域型産業、例えば農業だと植物工場、漁業だと陸上養殖など、コンパクトシティの形成をもっと促進するような産業政策が望まれます。

青草新吾2 R4.8.14。