青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財の青草新吾1はリタイア。シニアの青草新吾2は複業で貢献を目指す。

継往開来4 安満宮山古墳(青龍三年銅鏡)と女王卑弥呼 /社会保障7番目の住宅政策 /230。

  邪馬台国卑弥呼が「魏の皇帝から贈られた銅鏡100枚」の一部でほぼ間違いなかろうといわれているのが、京都の太田南5号古墳(丹後半島)と、大阪府高槻市安満宮山古墳( 青龍三年の丘 ) から出土された「青龍三年銅鏡(青龍三年が紀名された四神鏡)」です。青龍白虎朱雀玄武四神鏡ですが、当時のチャイナ(China 支那)でも存在したそうなので、卑弥呼の使者が持ち帰った魏皇帝からの下賜品である可能性が限りなく高そうです。

  下は、安満宮山古墳の入り口から高槻市街を見渡した画像です。

安満宮山古墳入り口から高槻市街を眺望。

  三国時代魏志倭人伝には「(西暦240年に)邪馬台国卑弥呼の使者が銅鏡100枚下賜され帰国した」と記録されているそうなので、青龍三年(西暦235年)の紀名鏡は辻褄が合います。

  魏志倭人伝については、三井物産OB真藤豊なる御仁が上梓された「魏志倭人伝はすべてを語っていた」(文芸社)が面白かったです。同書の128頁に「魏の皇帝(明帝)の卑弥呼に対するご下賜品まさに破格の扱いである」と説明されています。

  安満山は、磐手杜神社(いわてもりじんじゃ) の宮山です。磐手杜神社は、JR高槻駅から徒歩28分阪急高槻市駅から徒歩26分安満遺跡公園のスターバックスから23分( グーグル検索 )。この磐手杜神社から安満跨道橋( あまこどうきょう )で名神高速道路を渡り、斜面の散策路( 安満宮山古墳 ) を上ると凡そ400mで安満宮山古墳に到着です。

 

「青龍三年の丘」から高槻市街を眺望。

  上は青龍三年の丘から高槻市街を見渡した画像です。左下から斜め上の右側にJR京都線西国街道が伸びています。左側半分のJR京都線の上( 南)が今は安満遺跡公園で、画像は完成前の工事中でした。

  右側半分のJR京都線の下(北)がJR高槻駅MUSEたかつきです。MUSEたかつきの左(東)端が関大の高槻ミューズ校です。

  高槻ミューズ校の前(北)の西国街道( MUSEたかつき古曽部天神線 ) を挟んだ北側には、筆者青草新吾の事業の一つで2022年8月末に竣工したブルージェイダイト( 古曽部町2-12-27 )があります。

 

筆者青草新吾が提案する高耐久・耐震・断熱のエコ木造です。

  産経新聞2022(R4).9.7付で論説委員柳瀬和央なるお方が訴えておられましたが、先進国の社会保障の中で、欧州にあって日本にないものが「住宅」です。日本には最近の子育て支援を含めて、年金医療介護障害者福祉生活保護子育てまでは6つがメニューアップされました。しかし欧州では普通にある7つ目の住宅日本の社会保障にはありません

  日本では住宅は景気刺激策なので、国民を向いた政策ではなく、業者向けの産業政策的なものばかりです。景気対策としての持家支援策なので、日本中で空き家交通難民増え続けています。このあたりは、別の機会に展開させて頂きます。

青草新吾2 令和4(2022).9.11。