青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

ハードディスクドライブ(HDD)や携帯電話のヒンジ部、デジタルカメラ、プリンタなどで使われる中間財の電子基板でフレキシブル配線板(FPC)は、マテリアル系生産財のフレキシブル銅張積層板(FCCL)に配線パターンを形成して製造されます。統計上は電子部品の一部です。

31(2006年6月24日付)で前述しましたJPCA(日本電子回路工業会)の2005年度統計では、JPCA会員企業の海外生産比率は25%で75%が国内生産と記載しましたが、このフレキシブル配線板(FPC)の39百億円に関しては、海外生産51%の2千億円で、国内生産は48%の1千9百億円です。海外生産が国内生産を上回っている点で、国内生産が8割を占めるリジッド基板とは対照的です。

FPCの世界トップ企業は、自動車用オイルシールで国内7割のトップ企業としても有名なNOKで、NOKの05年度決算で「FPC事業の売上高は、対前年度比6.7%増の1550億円を記録、主要アプリケーションはHDDが30%、携帯電話が27%、DSC(デジタルカメラ)が8%、好調な回が気向けの供給のためにメクテック蘇州メクテックタイの両工場を増強」と発表されています。