青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財の青草新吾1はリタイア。シニアの青草新吾2は複業で貢献を目指す。

メディアリテラシー

222.米中摩擦の中でも「稼ぐ強い生産財」を考える

3年前の今頃、メディアの多くが「トランプ当選はない」との報道でした。筆者は「違和感を感じた」のですが結果は「トランプ大統領誕生」でした。今回の米中摩擦についても多数派報道のような「拮抗する衝突」ではなくて「パワーバランスの変化。潮流は共産党…

2018-01-04 209.戦後世界の大転換を乗り切って次世代への継往開来を

戦後世界の秩序が大転換中です。”良いこととされてきたグローバリズム”の幻想が剥げ落ち、エスタブリッシュメントへの反発で米合衆国ではトランプ大統領が登場。金融緩和で世界中でマネーが溢れかえる金融危機後の世界。世界を巻き込む危機を内在する中国共…

2017-08-05 205 地政学プラス地経学の時代

国際政治では覇権国の役割で中国共産党が狡猾に米国にとって代わろうとしていますし、産業面では規模が最大の自動車産業で大変化が進行中です。内向きな日本のテレビや新聞の低俗報道は日本を悪くするだけです。惑わされずに判断していく必要があります。 国…

2016-12-30 203.米国トランプ大統領登場のリスクと機会

1920年以降の国際政治の二大潮流(共産主義とリベラル国際主義)のスパイラル変化で、ロシア革命(1905-17)以降の共産主義はソ連崩壊(1991.12)で過去のものとなり、共和党のフーヴァー大統領を破った民主党のFローズヴェルト大統領(1933-)以降に猛威をふるって…

2016-07-31 201.英国のEU離脱と米国の大統領選 で「これからの日本」

「英国にとってEUは功罪相半ば」「米国の本流はハートランド(中西部)」といったところが日本の報道では欠けているようです。メディアの報道はどうしても偏りがちですから自分のネットワークでも情報を集めて、世界とニッポンがどう動いていくのか、自分に何…

2015-01-03 196-1/2 元気な地方企業とニッポン復活

元気な地方企業が増えれば日本はもっと元気になります。感染予防すべき相手は、実体経済に疎い財務官僚と御用エコノミスト、自民党増税利権派、官公労の出先機関の民主党などの「増税バカの壁」、歴史を歪める「史料実証主義ではないイデオロギー歴史学者」…

2014-09-28 195-1/2 未来のために 朝日新聞 報道犯罪の是正を

朝日新聞の慰安婦「問題捏造」虚報で国連クマラスワミ報告では「日本政府は性奴隷強制連行の責任者を逮捕し処罰すべき」とまで冤罪を奨励していますから、朝日新聞の所業はもはや報道犯罪の域に達しています。自動車会社のリコール制度に倣い、朝日新聞は「…

2014-08-23 194-2/2 国政品質とメディア品質

「朝日新聞に代表される虚報タブロイド系メディア」と自民党宏池会の河野洋平氏や民主党の海江田代表など「国益意識が希薄な国会議員」が跋扈する国会など、これら組織の品質改善が望まれます。 ビジネスマンも外国で生活する邦人も出身国の外交力の影響を受…

2013-12-31 192-1/2 2013年の回顧で歴史問題

国際政治では「事実に基づく判断」が重要です。中韓政権のような「嘘も1百回言えば本当になる」がまかり通ると、ビジネスの世界にも悪影響が及ぶようになります。慰安婦強制連行などの捏造プロパガンダなどには「事実と違う!」と事実を発信していかねばなり…

2013-06-23 190-1/2 アベノミクスで世界に貢献、慰安婦問題のとげ

世界の有識者の多くが”デフレと戦うアベノミクスのリフレ政策”を歓迎しています。同時に”本当に改革できるのか?”と不安げでもあるようです。世界3位の経済大国である日本がアベノミクスのリフレレジームで復活することは、世界経済に良い影響を及ぼします…

179. 台湾から戦後世界と日本を俯瞰

8月15日は、日本敗戦の日であり、同時にドルの金兌換停止で円が360円の固定相場から変動相場に移行した日であり、台湾では終戦で日本に放棄された日です。 8月第1週に台湾を訪問しましたが、宮崎駿監督の“千と千尋の神隠し”の湯婆婆の屋敷と町のモチーフにな…

177. 日本の会社の現場力と、未熟なジャーナリズムと資本主義

日本が強いのは「現場力」ですが、弱いのが「政治」。日本で政治が機能しないのは、なあなあなのでリーダーを選ぶのが苦手な国民性と、対立する意見の両方を掘り下げていく取材ができないジャーナリズムの未熟さが大きな病因と考えます。 日本の何が駄目なの…

172. ノーベル平和賞と尖閣事件

“真の日中友好”のためには、堂々と日本の立場を主張し、且つ、中国の民主化を後押しする姿勢を明確にすべきです。 “まがい物の日中友好”を口実にした政府の中国共産党政権に対する事なかれ姿勢と朝日新聞やNHKなどの対立意見の片方だけしか伝えようとしない…

167.独立自尊で日本再生を / 官製不況、自民党の惰性、民主党の無節操

日本国の失われた20年と今の経済低迷は、自民党が高度成長時代からの政策転換を行わず、しかも金融政策で失敗続きだったこと、加えて民主党が選挙目当ての無節操なバラマキを始めたことが直接の原因ですが、根本的には敗戦後の日本社会が独立自尊の気概や世…

162-2/2.ねつ造報道メディアと地球温暖化

温暖化では良い事も悪い事も両方が起こりますが、悪いことだけを極端に誇張したり、捏造してまでの脅迫まがいの報道がNHKで目立ちます。 鉄鋼新聞2010年3月15日付のコラム(金属行人)で「温暖化データのごまかしや、幹部の金銭問題などIPCC(気候変動政府間パ…

161-2/2. 地球温暖化 ねつ造データと日本の環境基本法

国連IPCC報告書が恣意的な捏造データを使用していたことが発覚したことで「作られた温暖化問題」の側面もあることが明らかになってきました。 温暖化問題に関しては、167[09.11]で前述したように日本だけが世界から隔絶されたような異常報道が溢れかえってい…

160-2/3. 地球温暖化/ 科学を装った経済戦争の側面 [本稿抄録]

西欧近代の進歩主義が発達させた石油文明、途上国の人口爆発による環境破壊は食い止めねばなりません。一方で地球温暖化問題は“科学を装った経済戦争”でもあります。日本国がエコ破綻に転がり落ちていかぬよう、政治家の仕事に期待したいものです。 温暖化に…

158-2/2. ねつ造された温暖化被害報道 /大阪は海面上昇2.6mでも生活は続いてる

地球の歴史は、温暖化と寒冷化を繰り返しています。大阪は過去1百年間で2.6mもの海水面上昇が確認されていますが、人々の生活は連綿と続いています。 温暖化は悪いことばかりではありません。温暖化とは日本列島の気候が沖縄や台湾の気候に近づくということ…

154-3/3. 国際社会にねつ造歴史を流布したNHKの罪は軽くない

捏造報道や虚報の中でも、事実が検証されないままでの国費投入や米国の対日非難決議に着火して子々孫々に重荷を背負わせた点で、過去の慰安婦問題と今年4月のジャパンデビューの両方の捏造報道を垂れ流した公共放送のNHKの罪は重いと考えます。 検証された事…

154-2/3. 歴史教育はシンガポール(星国)を見習いたい

歴史教育を通して、様々な見方や利害の中で生き抜いていく知恵を鍛えるという温故知新の未来志向において、シンガポールの歴史教育は、日本の歴史教育よりも数段勝っているようです。 “国民一人一人が自分の頭で考える歴史教育”、“丸暗記ではない歴史教育”、…

153-3/3. NHKは活動家の巣窟になってやしませんか?

岡崎トミ子・ネクスト環境省は、国費(税金)で訪韓し、反日デモの先頭に立って日本大使館に拳を振り上げた御仁ですが、環境問題と歴史問題の両方で国民の血税の海外流出に熱心です。 民主党の岡崎トミ子・ネクスト環境省(社会党出身)は、温暖化ガスの削減目標…

152-2/2. 捏造報道のシンボルで 朝日新聞(サンゴ礁)とNHK(バウネット極左番組

1989年の朝日新聞・珊瑚記事捏造事件、2005年の極左組織バウネット(VAWW-NET)の活動家が極左番組を垂れ流そうとしたNHK・民衆裁判放送事件・・・同じような偏向した捏造報道が地球環境問題でも繰り返されています。 温暖化で科学的知見を曲げてまでウソを広…

141-1/3. 米国リベラルと覇権国家のパラダイム転換

オバマ大統領の登場は、日本にとっては政治的には大きなリスクを伴いながらも、生産財営業の立場からはポジティブな要素が多いと考えられます。 オバマ第44代米国大統領の就任演説のキーワードは、政治面では“新しい責任の時代”、経済面では“グリーンニュデ…

140-4/6. メディア多数派の反日傾向は占領政策の名残か? 

日本のマスメディアの多くはまるで悪循環の増幅装置のように、「日本よもっと悪くなれ」とばかりに騒動拡大に誘導するような報道をしがちです。朝日新聞と毎日新聞のようにニセ証言まで悪用しての反日報道は一事が万事です。 “世界史的な大変化”の時代です。…

138-1/2. 金文学さんの助言「中国の反日は裏表の二重心理をみるべし」

中国の反日とは、反日日本人が中国訪問の度に煽り立ててきた反日、親中日本人による中国の支配層と癒着した振る舞いに対する反発からの反日、中国共産党の対日交渉カード、・・と多層的なようです。 中国人(漢人)の反日について中国出身の金文学氏は近著*1で…

137-1/2. 反日学者の知的不誠実

故本田宗一郎氏は「“歴史”さえも書き換えられたことを知っている。・・・私は、行動による話しかけに100%の表現力を認めているが、言葉や文字を信用できない。」と書き残しておられます。 故本田宗一郎氏は著書*1で「科学や技術の世界なら、ゴマカシは通用し…

136-1/2. 偏りがみられる日本の歴史学と獅子身中の虫 

長浜浩明氏は「朝日新聞とは全体主義。戦前は右翼全体主義、戦後は左翼全体主義。その朝日新聞が火をつけて御用学者が”嘘を本当”と語る、続いてNHKなどの反日業者も一斉に吠え出す。」と全体主義的な言論封殺とニセ証言・ウソ報道に関わる御用学者の国益毀損…

135-1/2.米国人による東京裁判批判

知日英国人のビル・エモット氏が推奨する東京裁判史観の見直しに関し、江崎道朗氏は「東京裁判史観の見直しは、日米同盟強化を願う米国の保守主義者からの支持を獲得できる。我国リーダーは堂々と保守主義の旗を掲げていくべき」と提言しておられます。 日本…

134-1/2. パル判決書と東京裁判史観(戦勝国の勝手史観)

パル判決書を銘記していく上では、学者の事実と論証による真理探究への期待が高まります。但し北海道大学/中島岳志氏の著書のようにマスコミ受けするイデオロギー論争にすりかえた偽装本に近い政治本なども出回っていますから、惺々著と眩まされないようにせ…

133-1/2. 歴史問題でパール判決書/ビルエモット氏の提案

ビル・エモット氏による「歴史問題を過去のものとするには[東京裁判のパール判事意見書(パル判決書)]を銘記すること」は事実に基づく知的判断の薦めでもあります。しかるに日本国内ではせっかくの知的論争(事実と検証)に対して、イデオロギー論争(良いか悪い…