青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財営業でイノベーション共創と社会貢献を目指す。

飲料食品

221 令和は「会社組織を活かした自営業的働き方」でより幸福に

「会社組織を生かせない日本社会」を象徴する産業が漁業です。同じ漁業大国なのに、ノルウェー漁業者の一人当たり生産量は日本の8倍で、平均年収も日本の3-4倍の9百万円、40歳以下の若者が全体の4割で、人気の職業です。この日諾 ( ノルウェー ) 両国の漁業者格差…

174. 農業大国ニッポンへの期待/ 蝕む農政利権者

農林水産業や食品製造を含む食関連産業の多くは、自動車や電子部品のような他産業が生み出す富と消費に多くを依存して発展してきましたが、これからは世界市場を相手に稼いだ富を日本国にもたらすリーディング産業に発達していけるかもしれません。 日本国内…

174. 農業大国ニッポンへの夢 / 農政利権の歪んだ視点

農業利権者は、“世界5 位の農業大国ニッポン”を貶めるプロパガンダともいえる“農業弱者論”や“カロリーベース自給率”による“税金へのたかり”を止め、国民と全国数十万のプロ農家のために農政改革の支援に回って欲しいと希望します。 先進国では人口の1-2%の農…

118-2/2 LED植物工場

環境保全と食料安全保障及び食の安全の観点から期待が高まるバイオ工場ですが、LEDの進化で更なる発展が期待されています。 京都企業で工場野菜栽培のフェアリーエンジェルに関し日経新聞2007年12月5日付は「同社は、京都企業のシーシーエスの基盤を引き継い…

食品安全性に関し、HACCP(ハセップ)は、欧米が得意な事前合理の「こうすればこうなる」との思想に基づく予防のマネジメントシステムとしてはすばらしく価値が高いものです。しかし現実はHACCP認定工場で不具合が発生しているようなのです。細菌汚染食品が発生してしまった場合の流出防止と再発防止といった事後合理性のプロセスも必要です。

筆者はHACCP(ハセップ)については素人なので見当違いもあろうかとは思いますが・・。 HACCPで作り込むだけでは、トヨタ生産方式の開祖である故大野耐一氏の「データは大事、それ以上に事実が大事」の最初の方の「データは大事」までも辿りついていないような…

食品安全性に関し、今の食品衛生法は、地産地消の時代に制定されたままのようです。食の消費者としてもできるだけ地産地消に努めるのが身土不二に適うと思いますが、工業食品の原料はグローバル化していますから、グローバル化対応した食品安全基準が必要となります。電機や自動車の業界と同様の工業製品である食品についても、出荷前検査と社外流出防止の徹底と精度向上を期待したいところです。

身土不二を信条としても、現実の日常生活では選択の余地がない場合が殆どです。工業化された食品の原料の産地まではなかなか把握できません。たとえばコンビニに並ぶカット野菜や弁当を考えると、検査結果を確認するのに24時間を必要とする国が定める寒天…

国が定める微生物検査の方法だと検査結果が判明するまでに24時間もかかるので、鮮度が必要な食品は検査結果が間に合わず、見切りで製品出荷せざるをえない・・というのが今までの現実のようなのです。雪印事件やO157事件にしても、もっと迅速に細菌測定ができていたら、あそこまでの不幸には至らなかったのではないのだろうか・・とも考えてしまいます。

食品衛生法で基準とされている微生物検査の方法は「寒天培養法」です。これは素晴らしく確実な方法ですが、製造や出荷のスピードに適合できていません。食品製造企業として食品安全性を高めたり信用を維持するために、迅速検査を併用する企業も出始めている…

梅雨入りすると食品安全性が気になります。食品業界でも自動車や電機のものづくりでは常識の出荷前検査、つまり「検査を終えてから出荷する品質ルーティーン」の確立に向けて前進が始まったようです。細菌汚染の出荷前検査で様々な迅速自動検査システム(装置と判断ソフトの組み合わせ)の研究開発や市場投入が活発になり始めています。

キッコーマンのATP検査キットは10年以上の市場投入実績があるようですが、ここ数年でバイオセンサー技術を駆使した自動検査システムの市場導入が始まっています。松下電器・松下エコシステムのバイオプローラ、ダイキン系ベンチャー企業のバイオシータのDO…