飲料食品
「会社組織を生かせない日本社会」を象徴する産業が漁業です。同じ漁業大国なのに、ノルウェー漁業者の一人当たり生産量は日本の8倍で、平均年収も日本の3-4倍の9百万円、40歳以下の若者が全体の4割で、人気の職業です。この日諾 ( ノルウェー ) 両国の漁業者格差…
農林水産業や食品製造を含む食関連産業の多くは、自動車や電子部品のような他産業が生み出す富と消費に多くを依存して発展してきましたが、これからは世界市場を相手に稼いだ富を日本国にもたらすリーディング産業に発達していけるかもしれません。 日本国内…
農業利権者は、“世界5 位の農業大国ニッポン”を貶めるプロパガンダともいえる“農業弱者論”や“カロリーベース自給率”による“税金へのたかり”を止め、国民と全国数十万のプロ農家のために農政改革の支援に回って欲しいと希望します。 先進国では人口の1-2%の農…
環境保全と食料安全保障及び食の安全の観点から期待が高まるバイオ工場ですが、LEDの進化で更なる発展が期待されています。 京都企業で工場野菜栽培のフェアリーエンジェルに関し日経新聞2007年12月5日付は「同社は、京都企業のシーシーエスの基盤を引き継い…
筆者はHACCP(ハセップ)については素人なので見当違いもあろうかとは思いますが・・。 HACCPで作り込むだけでは、トヨタ生産方式の開祖である故大野耐一氏の「データは大事、それ以上に事実が大事」の最初の方の「データは大事」までも辿りついていないような…
身土不二を信条としても、現実の日常生活では選択の余地がない場合が殆どです。工業化された食品の原料の産地まではなかなか把握できません。たとえばコンビニに並ぶカット野菜や弁当を考えると、検査結果を確認するのに24時間を必要とする国が定める寒天…
食品衛生法で基準とされている微生物検査の方法は「寒天培養法」です。これは素晴らしく確実な方法ですが、製造や出荷のスピードに適合できていません。食品製造企業として食品安全性を高めたり信用を維持するために、迅速検査を併用する企業も出始めている…
キッコーマンのATP検査キットは10年以上の市場投入実績があるようですが、ここ数年でバイオセンサー技術を駆使した自動検査システムの市場導入が始まっています。松下電器・松下エコシステムのバイオプローラ、ダイキン系ベンチャー企業のバイオシータのDO…