青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財営業でイノベーション共創と社会貢献を目指す。

次世代車&車載電装デバイス

2018-10-23 215.公正公平守る告発や投票 不正権力退治

「もはや内部告発しか改善の手が残されていない」と立ち上がった現場の方々のお蔭で、神戸製鋼や三菱マテ、先週からのKYBなどは「やり直しと健全な会社に回復する機会」を得ました。この「組織をあげて改善に向けて動きだせる」ところが、内向き利権組織の「…

2018-04-13 210.会社員もフリーランスも 「稼ぐ力」で乗り切る大変化の時代

バブル崩壊以降、自動車産業が大きく伸びて日本経済を支えてくれました。その自動車産業もピークアウトに向かっています。環境規制への対応と電動化(Electrification)・インターネット常時接続化(Connected)・自動運転化(Autonomous)の流れで「非連続的イノ…

2017-01-21 204. トランプ時代のデフレ脱却と自動車ロボット産業

本日のトランプ大統領就任に象徴される大転換の一つは、アジア太平洋の時代の幕開けともいえます。生産財がおりなす最終製品で、ロボット分野は「米国を含むアジア太平洋が世界需要の過半を占める」ことになりそうです。またロボットメーカーの乱立が予想さ…

2016-10-01 202 自動車産業の1百年に一度の大変化

日本の自動車産業が大きく飛躍してくれたお蔭で、日本経済の20年間にも及ぶ経済停滞も緩和されました。1百年に一度ともいわれる自動車産業の変化とこれからの日本経済を俯瞰してみます。 筆者/青草新吾は、トヨタのプリウスが販売開始された1997年に大阪イン…

2013-07-31 190-2/2 クルマと電子部品・電池

アベノミクスのお蔭で「異常な円高が終息」し、自動車関連のような強い産業が更に強くなることで、サービス産業などへの波及効果への期待が高まります。第23回参院選で「日本の政治が安定するだろう」との期待が国際社会で高まっています。 朝日新聞の安倍叩…

2012-06-23 185-2/2 自動車産業の構造変化

日本の自動車産業は“外国での現地生産と地産地消”を加速していますので、薄型テレビのような“日本勢総負け”ということにはならないと思います。 日本の自動車産業は初期の“完成車組立”から“現地での部品組立”へと進み、今や“部品の完全現地生産”に向けて、素…

178.自動車部品産業の部材現地調達

日本の自動車産業の国外展開に関し「自動車部品の現地生産」に連なる「部材の現地調達」が急拡大していますが、本来は十分に国外生産を維持できるアイテムまでもが、低俗政治と低俗報道による六重苦からこれはたまらんとばかりに国外脱出してしまわぬよう・…

156-3/3. 2009末COPへの不安 / 日本のみが負担過重はよくない

2009年末のCOP15コペンハーゲンが京都議定書の二の舞とならぬよう、鳩山・新政権が“裏づけを持った必達目標”のみを話すこと、宇沢弘文氏の比例炭素税方式など日本ならではの“公平で実現性が高い政策”を進めることを期待します。 COP(気候変動枠組み条約締結…

156-1/3. 高性能二次電池の部材

ハイブリッド車(HEV)は瞬間的に大電流を流しやすいニッケル水素電池が主流ですが、電気自動車(EV)では電力貯蔵の容量が大きなリチウムイオン電池へのニーズが高まります。 陸上の輸送手段の動力源が“分散発電と電力貯蔵を組み合わせた電動モーター”へとパラ…

153-1/3. 電動車(xEV)の派生需要/ 日本文明の内向き精緻化

HEV(ハイブリッド車)やEV(電気自動車)のものづくりは、日本文明の強みでもある“内向きな役割の精緻化”を象徴していると考えられます。 日本文明とは、古神道を源流として、輸入された仏教や儒学を独自に日本化して独自に発達させ、明治以降は、近代西洋を和…

152-1/2. 電動車(xEV)向け車載デバイスと部材

ハイブリッド車(HEV)と電気自動車(EV)で使われる車載デバイスと部材の産業が拡大中です。 三菱自動車が量産型電気自動車(EV)の“アイ・ミーブ”の市場投入を発表していますが、半導体産業新聞2009年7月1日付は「国内販売を7月下旬からスタート。09年度は法人や…

151-1/2. 石油ピークアウトとCO2排出問題その1

日本のエネルギー消費の20%弱が運輸部門で、乗用車と貨物等が半々です。産業用で省エネ化が進められたのとは対照的に、運輸部門や民生部門のウエイトが高まり続けています。 究極の温暖化対策とは「石油を使わないこと」です。次善の策は「石油消費量を減ら…

142-2/2. スイッチング電源など「その他電子部品」産業

スイッチング電源の国内生産では産業機器やエコカー向け、製品の受注タイプでは標準電源が増えてきています。 スイッチング電源は、省エネ(地球温暖化)の視点から一段と効率化・小型化が重要視されるようになってきています。待機電力で100ミリW以下を達成す…

ハイブリッド車の普及は、従来のガソリン車やディーゼル車とは異なるハイブリッド車専用のデバイスや部品への派生需要を生み出していくことになります。

動力発生と伝達のパワートレイン系では、バッテリーシステムのエネルギーデバイスでニッケル水素電池やリチウムイオン電池、受動部品の大型コンデンサではフィルムコンデンサや電解コンデンサ、更には電気二重層コンデンサ(ELDC)など。電力変換でパワーモジ…

自動車の電子化でパワーデバイスの搭載点数の増加が続いています。ハイブリッド車の登場でIGBTモジュール(パワーモジュール)も使われるようになりました。

モータ、ソレノイドバルブ、ランプ、点火コイル、DC/DC電源、などのパワーマネジメントでパワーデバイスが使われています。例えばMOSFET(金属酸化物半導体電界効果トランジスタ)は1台あたり約200個使用されているそうです。半導体新聞2006年12月6日付けで、…

自動車生産のコスト比率でエレクトロニクスの割合が高まり続けていますが、ハイブリッド車のコストの凡そ半分がエレクトロニクスだそうです。

自動車生産コストで、半導体と電子部品を含めたエレクトロニクスが占めるコスト比率に関し、トヨタの事例では、コンパクトカーで15%、高級車28%、ハイブリッド車47%と紹介されています。69.で前述の通り、トヨタはハイブリッド車がパワー半導体とロジックLSI…

ハイブリッド車が実現した素晴らしい燃費に代表される環境性能は、電子制御とパワーエレクトロニクスの賜物です。初代プリウスの総合効率はガソリン車の倍の28%です。

トヨタ自動車が2002年12月にJEVAフォーラムで発表した資料によると、油田から自動車走行までの総合効率は、ガソリン車14%が、ガソリンハイブリッドのプリウス28%へと飛躍的に高まっています。内訳の燃料効率( Well to Tank )ではガソリン車もプリウスも88%で…

カーエレクトロニクス機器の成長率に関し、クルマの台数の伸びとの比較では、常に10%程度上回る成長率を示しているようです。

機能統合や小型化によるコストダウンの効果を上回る搭載点数の増加や新機能追加、更に電子機器のコスト比率が高いエコカーへのシフトで自動車の出荷台数以上に車載電子部品の需要が伸びています。 電子材料2006年5月号で「現在の高級車ではエレクトロニクス…

車載電装デバイスの進化はマテリアル系生産財の部材の進化へと派生していきます。

半導体産業新聞2006年11月1日付けで東レに関し「同社の中期課題IT-2010によれば、情報通信や自動車向け先端材料を伸ばし、2010年度に売上の半分、営業利益の75%までに構成比を引き上げる。創業80年を経て最先端マテリアルカンパニーとして生まれ変わっていく…

耐久消費財の自動車に関し、1970年代の排ガス規制を端緒として進化が始まった電子化ですが、ハイブリッド車や環境対策ディーゼル車が登場し、C&C技術の進化でテレマテックスも加わり、自動車の電動化・電子化・情報化の流れに弾みがついています。

自動車は従来のメカトロニクスの基盤の上に重畳的にエレクトロニクスが中核技術になりつつあります。自動車の電子化は環境・省エネ、快適、安全、をキーワードに進化してきましたが、ハイブリッド技術とC&C技術の進化は、顧客関連のプロセスと営業プロセスの…