青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

2006-07-17から1日間の記事一覧

製造業とサービス産業の雇用規模に関し、自動車産業は、統計上はサービス産業に分類される自動車販売業で「製造業の3.7倍を雇用」しています。国際競争力が高い製造業は、製造業の雇用に加えて、より大きな雇用をサービス産業で創出します。

前述の人見勝人氏のレポで製造業従事者が888千人、同様に後述のしごと館で用品や中古車も含めた消費財流通の自動車関連の販売店員が3,361千人であると把握できます。雇用の点で、製造業と消費財流通の雇用吸収力は1(888千人):3.7(3,261千人)であることが判…

国際競争力が高い産業は、産業連関の効果で多くの雇用を創出します。雇用は人材が訓練される機会を提供します。農水産分野で高級林檎やお米、サービス分野でアニメなどのように国際競争力が高い品目が増えてきていますが、統計的な塊で鳥瞰する場合には自動車産業の事例がデータも多くて便利です。

自動車産業は部品点数が多くて外部委託の割合も高いので、産業連関の効果が高い産業です。素材や部品の調達プロセスと製造後の販売プロセスの両方で、産業連関で自動車製造業の9倍から10倍もの人々が係わっているようです。人見勝人氏のレポートによると、自…

36から39で前述の「生産財流通における加工流通企業や商社」は、統計上は「サービス産業」です。製造業とサービス産業の関係は、二分法的なトレードオフではありません。

製造業の生産性向上がものづくり支援プロセスへのニーズを高め、結果として「企業向けのサービス業」が伸びて、個人消費も伸びる、という関係です。企業間取引や産学官連携が活性化すれば個人消費も活性化していきます。 製造業の生産性訴求は様々なものづく…