青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

マテリアル系生産財は、主に[直接生産財]と[MRO間接生産財]で構成されます。MRO間接生産財は、循環材とか副資材とか間材などといわれる金型・工具・梱包材などですが、この分野では地方発の[小さな世界の巨人企業]が群生しているのも日本の産業の強みです。

例えば半導体のウエハーダイシング用で高い世界シェアを有する広島県呉市発の[株式会社ディスコ]や、電子基板製造用の精密超硬ドリルの分野で新潟県長岡市発の[ユニオンツール]など、持続的な独自能力で競争優位を保つことに成功している企業の例の枚挙に遑がありません。大企業でも、クリーンルームで使う特殊繊維加工の手袋などのような優れものを多々供給してくれています。一般的にハイテク精密分野になればなるほど「製造原価に占める[直接生産財]の割合」が減る反面で、「製造原価に占める[生産間接財]の割合」が反比例して高まる傾向にあります。しかも最近では[ソフトウエア]や[システム]というか[知財商材]の比重が高まる傾向にあるようです。