生産財営業では顧客関連のプロセスの成果の7-8割が製品実現の計画(7.1)と設計開発(7.3)の質とタイミングで決まるといえそうです。
顧客関連プロセスと連動した組織内のプロセスに関し、ISO9001に沿って整理すると92で前述した暗黙の要求事項や組織が必要とする追加要求事項など製品に関連する要求事項の明確化(7.2.1)に基づく、新しいQCDSの様々な設計開発(7.3)が行われます。
PDPで使われる光学フィルタの機能としては、色補正、近赤外線吸収、電磁波遮蔽、反射防止などがありますが、電子材料2006年12月号でデンギケンの高殿純雄氏は「特許庁電子図書館のキーワード検索で640件が検出された。出願人としては富士フィルムが群を抜いている。光学フィルムに特化した出願が三井化学、ブリジストン、東洋紡など。富士通ゼネラルからは光学フィルタの使い方に係わる出願がみられた。他に出願が多いのは松下電器、日東電工、大日本印刷など。特許に最もよく現れる基材としてはPET(ポリエチレンテレフタレート)、TAC(三酢酸セルロース)、PC(ポリカーボネート)、PES(ポリエーテルサルフォン)、PEN(ポリエチレンナフタレート)など。近赤外線吸収、電磁波遮蔽、反射防止の3要素につき、2つの組み合わせを要件とするもの45.8%、3つ全ての組み合わせが6.5%。」と調査結果を発表しておられました。