青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

2006-07-01から1日間の記事一覧

耐久生産財は、川の流れで云えば、流れの合流地点の水門や堤のように、工業生産でいえば、耐久生産財が付加価値を高める工程の持続性と品質安定をもたらし、組織経営のアウトプットである人間の知恵とノウハウが付加価値の大きさを決め、事業経営や財務経営によるオペレーションが付加価値を金銭価値に置き換える大きさを決めます。

付加価値が高まるポイントとは、トヨタ生産方式*1で云えば、働き(≠動き)、あるいは正味作業(≠付随作業と無駄)、藤本隆宏氏*2の表現を借りると「情報転写」のポイントとでもいえましょうか・・。 *1:「トヨタ生産方式」大野耐一著 isbn:4478460019: *2:「…

素材の調製加工を担う加工流通や、金属や樹脂の成型を担う外注加工は、自然の河川で言えば本流に流れ込む混然とした支流に相当します。生産財流通のサプライチェーンとバリューチェーンは、自然の河川とよく似ています。

川上の細流に相当する幾つものマテリアル生産財(原料に近い素材)が合流してマテリアルからマテリアル系に高級化されたマテリアル系生産財(パフォーマンスを高めた素材)となり、これらマテリアル系生産財が合流して本流が形成され、本流には更に支流から…

生産財流通の調製加工に関し、電子基板の生産で使用されるMRO間接生産財で、基板づくりの穴あけの工程で使われるアテ板(フェノール積層板)の製造企業である日本デコラックスは「これまで以上に顧客の希望サイズにカットし、納入するスタイルが増えている」と半導体産業新聞6月14日付で報道されていました。

上記事例では、製造業者自らが調製加工を行っているようですが、標準化による[規模の経済]とカスタマイズによる[コストパフォーマンス]の両方を追及するために、旧くは鉄鋼製品でいうところのコイルセンター、新しきは太陽電池向けシリコン材でいうところの…