青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

自動車部品製造企業の調達プロセスでは多くの流通商社の起用がみられます。これは調達プロセスの機能補完が目的とみられます。反対に供給側のマテリアル系生産財の販売プロセスでも「流通商社起用による機能補完」がみられます。これは測定機器などの耐久生産財の販売プロセスでも同様です。

マテリアル系生産財の供給者企業の多くは直系の販売子会社を持っています。例えば流通規模が大きな鉄鋼製品だとJFE商事神鋼商事日鉄商事神鋼商事住金物産などです。あるいはこれら直系の販売子会社とは別に代理店網もあり、例えば総合商社系メタルワン伊藤忠丸紅鉄鋼などがあります。全国平均でみるとそうなのですが、こと東海地区の生産財流通では、独特の取引システムへの対応(前述の顧客適応戦略)が必要なためか、「地場流通商社に元気印が多い」のも特徴的といえます。豊田通商は顧客直系であり、供給側の販売子会社とは対極の存在です。