これらの企業に共通しているのは「独自の調製機能」の工夫の積み重ねがみられる、ということです。各社各様で様々な「調製加工による支援プロセス」の提案とビジネスモデルが見られます。
地元名古屋で、上場企業だと機能材料と電子部品の東海物産、非上場企業では制御測定機器の明治電機、非鉄金属製品と化成品の光洋マテリカ、化成品系では、自動車塗料の江口巌商店、槌屋・・・・等々、大阪からは電装部材の黒田電気や自動車ファスナーと金属加工品や化成品などの東洋物産、非上場では粉末合金製品や特殊金属製品の井澤金属・・・等々です。生産財流通の上では、関西圏と東海圏の二つの経済圏の融合が進んでいるのかもしれません。