青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財の青草新吾1はリタイア。シニアの青草新吾2は複業で貢献を目指す。

液晶パネル向け光学フィルムの需要は成長が続きますが、ISO9001で言えば7.2.1の顧客の暗示の要求事項への自主対応の蓄積の差が近未来の競争力の源泉へと繋がっていきます。

日東電工社長の竹本正道氏は競争戦略について「液晶フィルムは面積が大きくなればなるほど作るのが難しい。当社は比較優位にある。フィルムは半導体と違って製造設備を持っていればどうにかなるという代物ではない。ノウハウが他社との競争に打ち勝つ上での決め手となる。」とし、勝ち残りのイメージでは「激しい価格下落の対策はで1インチ3千円でも収益を確保できる体制を築いていく。これから新たに1千億円の投資に踏み切れるメーカーは少ないだろう。後5年もすれば液晶テレビ買い替え需要に移ることで投資額も減少し、手元に残るキャッシュは増える。最近建設した新プロセス棟では新素材新製造法の開発を進めている。」と日経新聞2006年12月17日付で述べておられます。
http://www.nitto.co.jp/product/industry/electronics/output/lcds/index.html 日東電工のLCD/PDP製品