青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

生産財の青草新吾1はリタイア。シニアの青草新吾2は複業で貢献を目指す。

110-2/3 HDDと記憶装置

HDD(固定磁気ディスク装置)の記憶容量の飛躍的拡大はレスペーパーや検索のスピードアップなどで省資源・省エネルギーへの支援材料となります。

半導体産業新聞2007年7月25日付は米ガートナー社の予測を「2011年には7億台まで拡大し、非パソコンのシェアは3割に拡大する。半導体と競合する1インチと1.8インチの小型HDDはカウントしていないが、現状の3千万台が5年後には5-7千万台に拡大するだろう。・・HDDメーカーは1998年頃に35社もいたが、06年現在は、シーゲート、ウエスタンデジタル、日立GST、東芝富士通サムスン電子6社に絞られ、さらに勢力図が塗り換わる可能性も大きい。」と報道していました。また同紙2007年6月28日付では「日立GST富士通東芝サムスンシーゲーイトなどHDDメーカー各社は、ハイブリッドストレージアライアンスを設立した。ハイブリッドストレージは、フラッシュメモリHDD組み合わせた製品。またリムーバブルHDDでは、AV機器からPCまで幅広く対応する次世代大容量データプラットフォーム策定を目的としたiVDR(Information Versatile Disk for Removable usage)に向けて、02年にはiVDRハードディスクドライブ・コンソーシアムが設立されている。」と報道されていました。HDDの非パソコン用途開発では、DVC向けに関し電波新聞2007年8月2日付が「キャノンが発売開始する同社初のHDD採用モデルは、40ギガバイトのHDDを採用し、ハイビジョン映像を最長で約15時間記録できる。落下などの衝撃からHDDを守る三つの保護機能を搭載したスリーウエイHDDプロテクションを搭載し、撮影した記録を守る。」と紹介していました。また薄型テレビ向けでは同氏2007年4月5日付が「海外メーカーにはない日系メーカーの強みを活かした提案で、日立製作所は別売りのiVDRをそのままテレビ側面に挿入するだけで、簡単にHDDの増設が可能なシリーズを順次発売する。東芝もPC用外付けドライブ用拡張インターフェースeSATA対応HDDの増設が可能なシリーズを発売開始した。」と報道していました。