青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

2007-04-29から1日間の記事一覧

液晶パネルの基板用ガラスでは米コーニングが世界世界シェアの5割、2位の旭硝子が2-3割、3位の日本電気硝子が2割・・と3社で殆どを供給していますがドイツのショット社も攻勢をかけています。

韓国での生産展開に関し、ジャスダック上場の倉元製作所はガラス基板の調整加工「切る・磨く・成膜する」の加工メーカーですが、電波新聞2007年2月26日付で「ドイツのガラスメーカー、ショットが75%出資、TFT-LCD用ガラス基板メーカーの倉元製作所が25%を出…

プラズマテレビ向けPDPパネルの基板用ガラスでは旭硝子が世界シェア7-8割でトップ、追いかけるのが日本電気硝子とセントラル硝子です。

ガラス業界で収益率トップの日本電気硝子は、2006年3月に「主力販売先の松下電器の尼崎新ライン稼動に併せて滋賀県高月事業所でガラス製造の二基目の窯を100億円投じて新設し、42型6枚取り換算で月産800千枚から1600千枚に倍増し、切断や加工など後工程でも1…

薄型テレビの派生需要でガラスに関し、耐久生産財の加工設備も進化が続きます。

大型液晶向けガラス基板のエッチング装置」に関し、日経新聞2006年6月2日付で「ワイエイシイが第八世代対応のガラス基板を加工できる縦横2メートル超で世界最大のエッチング装置を開発した。エッチング装置は、ガラス基板の表面に形成した薄膜を削り、回路を…

薄型テレビ向けガラスでは、MRO間接生産財ではパネル製造段階で露光装置にセットして使われるフォトマスク、マテリアル系生産財ではモジュール製造工程で取り付けられる光源のバックライトにもガラスが使われます。

液晶パネル製造の露光で使うフォトマスクのガラス基板に関し「ニコンが第八世代など大型パネル向けで本格参入する。材料は純度が高い石英ガラス。これまで自社の石英ガラスを切り出して外部に研磨を委託して基板として納入していたが、神奈川県サ寒川町の新…

ガラスもマテリアル系で進化が続きます。旭硝子の06年12月期決算の事業別内訳は電子・ディスプレーで営業利益792億円/売上高4766億円、ガラスが営業利益465億円/売上高8153億円、とのことです。

統計上の業種分類はガラス・土石ですが、実際の事業の中身はスパイラル進化で統計分類とは大きく異なる内容です。半導体産業新聞2007年3月28日付は「旭硝子は電子・ディスプレーとガラスが特に順調に推移、FPDガラス基板はTFT液晶用及びPDP用ともに堅調に推…

経済効果が大きなハイブリッド車や薄型テレビ、次世代ゲーム機・・等々では様々な既存技術を組み合わせた統合的イノベーションが膨大な付加価値を生み出しています。

81から薄型テレビの派生需要でターゲット材、画素形成部材、機能性フィルムなどを青草新吾流に俯瞰してみましたが、何れも付加価値の多くはISO9001で言えば設計開発(7.3)と製品実現の計画(7.1)に加えて、分析・改善(8)の改善・改良の積み重ねから生み出され…