青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

93-2/3 オール電化とコージェネ

家庭用省エネではオール電化の普及が加速しています。エコキュートとIH調理器を主力商材とし、ヒートポンプ床暖房の需要も高まりつつあります。太陽電池オール電化の支援商材です。

オール電化西日本を中心に2002年ごろから本格的な普及の段階に入り、今年07年度新築住宅着工に占めるオール電化4割を超える勢いになってきました。オール電化の商材は、給湯調理暖房向けでキッチン、バスなどの住宅設備と電源の太陽電池です。
産経新聞2007年5月6日付は「オール電化住宅の普及件数が07年3月末2百万世帯を超えたことが5日までに分かった。普及件数は平成18年度だけでも490千世帯近く増え、17年度の純増数を23%以上も上回った。大都市圏に比べて都市ガスの普及率が低い中国電力四国電力の管内では、オール電化住宅のシェアが過半を占めている。東京電力も新築だけでなくリフォームの顧客をとる方針。ガス会社防戦に躍起だ。広告宣伝費や販売促進費を積みます方針で最新機器のよさを知ってもらう機会を増やす方針だ。」と報道していました。
新築住宅着工に占めるオール電化住宅の割合は、01年の77千戸が02年110千戸となり(三菱電機提供資料/電波新聞2006年12月26日付)、以降は加速度がついて逓増しています。一方、既築住宅オール電化に関し、三菱電機のリビング・デジタルメディア事業本部でオール電化事業を展開する電材住設事業部の桑原雄二事業部長は電波新聞2007年4月20日付で「約51百万世帯ある既築住宅市場の電化率はまだ4%。新築とともに既築向けオール電化提案が重要・・。電材事業部は売上高を06年度の1千9百億円から今年度は2千億円に引き上げる方針。」と述べておられました。
筆者/青草新吾は、利用者の立場からは家庭用でもオール電化コージェネのハイブリッド化がベターと考えますが、電力業界とガス業界が激しく競う今の段階では期待薄で将来の可能性に期待するしかありません。