青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

中間財の太陽電池の製造に関し、オーストラリアで博士号を取得した中国への帰国人材の施正栄氏が2001年にサンテック社を起業して急成長を遂げ、今年2006年には「日本で有数の国内生産力を持つMSK社をグローバル展開のために買収」との報道に際しては新しい息吹と躍動を感じざるおえません。

グローバルな中華人脈のパワーと、共産党独裁の政治とは別世界で民主化と国際化が進む中国の一面を感じ取れました。各紙で取り上げられましたが半導体産業新聞8月23日付で情報の整理をしてくれています。

日本のMSKは、1967年設立1984年から太陽電池モジュールの組立を開始。長野福岡北海道の3拠点で年間200MWの生産能力を有する。サンテックの傘下に入ることで1.原料不足が深刻なセル調達の安定、2.世界市場へのマーケティング強化、3.サンテックが持つコスト競争力と財務力を活用、など・・を目論む。
中国のサンテックは、2001年設立で05年で年間120MWの生産能力を持ち、8割をドイツなどの欧州に出荷。PV Newsの調べでは、2005年の太陽電池セル世界生産1758MWの企業別内訳では、首位のシャープ(シェア24.3%)を筆頭に日本メーカーが上位を占めるものの、ドイツのQ-Cellsが京セラを抜いて2位に躍り出た他、中国のサンテックと台湾のモーテックがトップ10で名前を連ねるなどアジア勢の台頭が目立っている。