青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

金属資源の鉱石供給に関し、アングロアメリカン社、リオティント社、BHPビリトン社等の海外資源メジャーの寡占化が急速に進行し、レアメタルの輸出大国だった中国の輸出余力が減少するなど、鉱石や製錬中間原料の供給構造が急変しています。

供給構造の変化を示す事例で銅鉱石の場合、外資源メジャー上位7社生産シェアは1990年代の3割が、現在は5割に拡大しています。上述通り、米フリーポート社がフェルプスドッジ社を買収し、ニッケルでは、鉄鉱石の最大手で伯のリオドセ(CVRD)がインコ社を買収し、スイスのエクストラータ(Xstrata)が加ファルコンブリッジ社を買収しました。
消費構造の変化では、ベースメタルでは中国が世界有数の資源消費国となり、銅・ニッケル等では資源輸入国に転じたこと、BRICs全体が同様に消費量が拡大していること、レアメタル資源では、世界最大の生産国で輸出国でもあった中国内需の拡大を背景に、輸出抑制的な政策に転じつつあること・・等々の大変化が起こっています。