青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

87-1/3 ローマクラブの成長の限界(宇宙船地球号)から30年。QCDSに加わったE。

ローマクラブが成長の限界(宇宙船地球号)を1972年に発表してから30年を経た今日、地域法の欧州指令などが次々に施行され、生産財営業ではQCDSに加えてE(環境)が主要な取引基準に加わりました。

筆者/青草新吾の学生時代(1975年前後)にはローマクラブ(成長の限界)や南北問題に関わる早大の西川潤氏の著書などを読んで議論に花を咲かせたこともありました。30年を経た今日、途上国の経済成長で加速される環境破壊や資源不足が人類共通の懸念事項になりつつあります。
途上国の経済成長では日本国とその周辺地域である東アジア雁行モデル経済成長で先導しました。1980年前後に日本企業の進出でNIES(韓国台湾香港星国)が飛躍的に経済成長し、続いて1990年前後にはアセアン(マレーシア・タイ・インドネシア・フィリピンなど)が著しい経済成長を実現しました。NIESとアセアンの経済成長で規模が拡大した華人資本が90で前述したように経済成長のドライバーとなり、今度は89.91.92で前述した中国の飛躍的な経済成長へと発展していきます。
東アジアで起こった途上国の経済成長も今は全地球的に拡大し、BRICKsTIPsVISTAネクスト11・・と途上国の成長が加速することで、資源不足、CO2に代表される温暖化ガス排出量急増化学物質による環境汚染、も加速されました。グローバル企業へのサプライチェーンではQCDSに加えてE(環境)とISO14001の認証取得が取引の必要条件になっています。グローバル企業の多くが、最近はQCDSとCSRを取引先企業の評価基準とし、CSRE(環境)とI(情報セキュリティ)・・等のパッケージです。