青草新吾の惺々著考 glocaleigyo

エコシステム型の生産財営業でイノベーション共創と好社会を目指す。

91-2/4 自動車のスパイラル変化 電動から内燃機関そしてハイブリッドへ

自動車の普及はEV(電気自動車)の電動モータに始まり、長期に亘り内燃機関の時代が続き、そして今はスパイラル展開されたハイブリッドシステムへと進化が続きます。

高度に電子化されたハイブリッド車の登場に関し、筆者/青草新吾は1996年10月に大阪で開催されたEVS-13(第13回国際電気自動車シンポジウム)で鮮烈なスピーチを拝聴する機会を得ました。トヨタ自動車塩見正直常務(当時)が「中国に出張した時に、このままで自動車が増え続けたら地球環境が大変なことになると危機感を感じ、その後20年近く、電気自動車の開発に取り組んできた」というくだりにはその場で痛く共鳴した記憶があります。筆者/青草新吾も初めて中国に出張した際に排ガスによる酸っぱい空気を感じて、日本も公害が酷かった時代はこうだったのだろうか?と考え込んだ記憶が強烈に残っていたからです。またこのEVS-13では開会式の基調講演でトヨタ自動車豊田章一郎会長(当時)が「自動車は電気自動車で普及が始まり、その後は今に至るまで内燃機関の時代が長く続いたが、これからはトルクコンスタント内燃機関パワーコンスタント電動モーターを組み合わせたハイブリッドシステム・・」と翌年1997年のプリウス発売を前に述べられたくだりは新鮮な記憶が残っています。